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CS変換ソケット

[画像]CS変換ソケット

建築配管用銅管×一般配管用ステンレス鋼鋼管 変換 プレス式継手

製品概要

[画像]CS変換ソケットイメージ

CS変換ソケットは、その両端にパイプを差し込み、専用締付工具でプレスすることで、建築用銅管から一般配管用ステンレス鋼鋼管に変換することが可能です。

ステンレス配管や樹脂配管の普及に伴い建築銅配管による施工は大幅に減っていると言われております。しかしながら、ストック配管で捉えた場合、まだまだ銅配管の割合は多く、それだけにリニューアル工事の頻度が高まっております。

しかしながら、既設配管の銅管を切断して、ステンレス配管に切り替える場合、銅管側にオスアダプタをはんだ付けする必要があります。既設配管のはんだ付けは、高所や狭所など適正な作業スペースが確保できなかったり、火気を使用することにより火災の心配や、水切りなどの前処理の必要性から手間の掛かる工事になってしまいます。

CS変換ソケットは、リニューアル工事において、既設の銅配管からステンレス配管に切り替える上での問題を解決致します。

構造

オールステンレス鋼製(SUS304)の継手本体の端に設けられたカール部に、耐熱性ゴムリング(ブチルゴム・IIR)が装填されています。

建築銅管側は、管端に銅製のインコアを装着したパイプを適正位置まで差し込んで、専用締付工具でプレスすることで、均一かつ十分な強度と水密保持効果が得られます。

一般配管用ステンレス鋼鋼管側は、ダブルプレスとなっておりますので、詳細は、同製品ページでご確認ください。

No. 名称 材質・仕様
1 継手本体 ステンレス鋼(SUS304)
2 ※1 ゴムリング

(15~25A)

※1 ゴムリング

(32A・40A)

※2 ゴムリング

(13~40Su)

耐熱性ブチルゴム(IIR)

 

フッ素ゴム

 

耐熱性ブチルゴム(IIR)

3 インコア
4 パイプ 建築配管用銅管
5 パイプ 一般配管用ステンレス鋼鋼管
※1:銅管側 ※2:ステンレス鋼鋼管側

[画像]CS変換ソケット構造イメージ

特長

既設の銅配管からステンレス配管へのリニューアル工事に最適です。

  1. はんだ付けが不要で、均一接合が可能です。
  2. 専用締付工具(充電式あり)により、作業時間が大幅に短縮されます。
  3. 火気を使用せず、水切りなどの前処理の必要がありません。

適用範囲

CS変換ソケットは、建築用銅管(JIS H 3300)から一般配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448)に変換することを目的としております。

適用管種
 呼び径  管 種
 建築配管用銅管

 (JIS H 3300)

 一般配管用ステンレス鋼鋼管

 (JIS G 3448)

 15A×13Su  外径 15.88mm  外径 15.88mm
 20A×20Su  外径 22.22mm  外径 22.22mm
 25A×25Su  外径 28.58mm  外径 28.58mm
 32A×30Su  外径 34.92mm  外径 34.00mm
 40A×40Su  外径 41.28mm  外径 42.70mm
用途
給水、給湯、冷温水、冷却水、その他流体

  • 既設の銅管に損傷がなく、管厚、真円度など規格に適合していることをご確認ください。
  • その他、詳細は、営業窓口までお問い合わせください。
最高使用圧力
1.0MPa(10.2kgf/㎠)
最高使用温度
80℃以下
適用水質基準
水道水は、水道法第4条の規定に基づき、「水道基準に関する省令で規定する水質基準」に適合することが必要です。CS変換ソケットの 使用を検討していただく上で、「水道基準に関する省令で規定する水質基準」を満たしていれば給水配管への使用が可能です。加えて、下記の「社内水質基準」満たしていれば給湯配管への使用が可能です。
社内水質基準
水質成分 社内水質基準値
塩化物イオン 25mg/L 以下
硫酸イオン 30mg/L 以下
硬度 100mg/L 以下
電気伝導度 250μS/cm 以下
鉄及びその化合物 鉄の量に関して0.05mg/L 以下
pH値 7.0 以上
残留塩素 0.4mg/L 以下(給水時)

下記の項目に該当する場合のご使用検討時は、必ず営業窓口までご相談ください。

  1. 給水配管:「水道基準に関する省令で規定する水質基準」を満たしていない場合
  2. 給湯配管:「水道基準に関する省令で規定する水質基準」又は 上記「社内水質基準」を満たしていない場合

施工要領

簡易的なご紹介となりますので、詳しい施工手順は、施工マニュアルをご確認ください。
施工前に、必ずベンカンスタッフによる施工説明会を開催させていただきますので、ご用命ください。

STEP1 パイプ切断・パイプ切断面の処理
建築用銅管(JIS H 3300)をロータリーカッターで直角に切断します。 パイプの切断面をリーマーやヤスリでバリ取りを行い、サイジング(管端矯正)を行います。

  • バリ取りやサイジングが不十分なままのパイプを差し込んだ場合、ゴムリングを破損し、施工不具合 となる場合があります。
[画像]CS変換ソケット施工要領1

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STEP2 差し込み代マーキング
専用のラインマーカーで、パイプの管端に差し込み代をマーキング(けがき)します。大径はインコアを差し込んだ状態でマーキングしてください。
[画像]CS変換ソケット施工要領2
小径用(15~25A) 大径用(32~40A)

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STEP3 インコアの装着
パイプにインコアを装着します。

  • インコアを装着することで、適正強度を発揮しますので、必ず装着の有無を確認して下さい。
[画像]CS変換ソケット施工要領3

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STEP4 差し込み代の確認とパイプの差し込み
継手本体の[銅側]とマーキングされている側に、ゴムリングを傷付けないように、インコアの装着を確認したパイプを差し込みます。
[画像]CS変換ソケット施工要領4

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STEP5 プレス作業
ベンカン認定の専用締付工具で指定箇所をプレスします。
[画像]CS変換ソケット施工要領5

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STEP6 接合完了の確認

六角ゲージで正しくプレスされているのかフレア部とセーフティーエッジ部の2箇所を確認します。

専用締付工具の不適合を確認する意味でも必ず実施してください。

  • ベンカンが認定していない類似他社締付工具でCS変換ソケットをプレス接合すると、不適合の発生につながりますので、決して使用しないでください。
  • 継手本体にパイプが差し込みにくい場合は、使用を中止し、営業窓口までご相談ください。

 

専用締付工具

BPD-08型

小径対応(15A×13Su・20A×20Su・25A×25Su)コード式

[画像]専用締付工具:BPD-08型

BPD-15R型

小径対応(15A×13Su・20A×20Su・25A×25Su)充電式

[画像]専用締付工具:BPD-15R型

BPD-11型

大径対応(*32A×30Su・40A×40Su)コード式

[画像]専用締付工具:BPD-11型

<上記以外のCS変換ソケット使用可能機種>
BPD-02型、BPD-03R型、BPI-07R型、*BPD-05型(大径対応)

*銅側32Aの接合には32A専用ダイスが別途必要となります。

 

<CS変換ソケット専用締付工具付属品価格>

銅管側用ラインマーカー15A・20A・25A共用(100円)、32A用(1,400円)、40A用(1,500円)

銅管側六角ゲージ32A・40A共用(4,600円)

BPD-11型用32Aダイス(95,000円)

ご不明点は営業窓口までお問い合わせください。

 

専用工具類については、こちらもご参照ください。

 

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