JPジョイント「安心のインコア固定」
- 2023.01.24
- カテゴリ: 製品|Products
|樹脂管対応プレス式継手「JPジョイント」
「JPジョイント」は樹脂管と総称される架橋ポリエチレン管、ポリブテン管に対応するステンレス鋼製のメカニカルジョイントです。
その施工方法は、長い販売実績を誇る一般配管用ステンレス鋼鋼管対応の「モルコジョイント」と同じ工法を採用しており、樹脂管を差し込んで専用工具でプレスするだけの簡単施工で優れた止水性能を発揮します。
また「JPジョイント」は、継手本体が耐久性に優れたステンレス鋼製でありながら、ベンカンが得意とする塑性加工技術によりコストメリットも生み出せる製品です。
数多くの樹脂管対応の継手が市場に出回っていますが、その中でも安価な部類に入り、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管の両方に対応が可能であることも相まって、現在では公共住宅、マンションなどのリニューアル工事を中心に数多く採用いただいております。
|インコア固定品
「JPジョイント」は前述したように「モルコジョイント」と同じ工法を採用しています。
従いまして、継手本体もよく似た形状をしており、材質も「モルコジョイント一般品」と同じSUS304製です。
「モルコジョイント」と違うのは、接合する管がステンレス鋼ではなくて柔らかい樹脂管であることから、引き抜き強度を上げるために「インコア」を装着しています。
継手本体とインコアで樹脂管を挟んだ状態でプレスすることにより、十分な引き抜き強度が得られる構造です。
以前は作業中にインコアの装着忘れや脱落がないように注意いただく必要がありましたが、現在はインコアを継手内部に固定をし、外れなくしております。(インコア固定品)
インコアの装着忘れ、脱落がないということは、インコアがない状態のまま接合されてしまう可能性がなくなり、さらに安心してお使いいただけるようになったと自負しております。
架橋ポリエチレン管、ポリブテン管対応のプレス式継手で安心の「インコア固定品」は、ベンカンの「JPジョイント」だけです。
|ステンレス配管からの変換
「JPジョイント」には、ステンレス配管から継手一つで樹脂管に変換可能とするアイテムをご用意しています。
J・モルコ変換ソケット
J・モルコ変換90°エルボ
J・モルコ変換座付90°エルボ
J・モルコ変換ティー
上記はステンレス配管から樹脂管に切り替える部分に1個使用することで変換が可能です。
「J・モルコ変換ソケット」と「J・モルコ変換90°エルボ」、「J・モルコ変換座付90°エルボ」は、片側にステンレス鋼鋼管(SUパイプ)を、逆側に樹脂管を挿入して専用工具*で締め付けることで容易に変換できます。
*専用工具・・・JP、モルコ双方に対応する型式の工具、ダイスを確認ください。
「J・モルコ変換ティー」は母管側にステンレス鋼鋼管(SUパイプ)、枝管側に樹脂管を挿入します。
これらのモルコ変換アイテムにおいては、樹脂管を挿入する側の差し込み口のみに「インコア」が装着されています。
こちらもインコア固定品ですのでインコアが外れることがありませんので、誤ってステンレス鋼鋼管側にセットしてしまい逆に接合されてしまうという心配もありません。
尚、ステンレス配管側が「モルコジョイント」ではなく「ダブルプレス」が採用されているケースの場合は、SUS側の受け口を「ダブルプレス」にした変換ソケットと変換ティーをお使いいただくことも可能です。
ダブルプレス・JPジョイント変換ソケット*
ダブルプレス・JPジョイント変換ティー*
*ダブルプレス・JPジョイント変換継手は「ダブルプレス」のカタログ、寸法価格表にてご案内しております。
もちろん、こちらもインコア固定品です。
ステンレス配管からの変換継手もラインナップし、ますます使用勝手の良くなった「JPジョイント」を是非お試しください。