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コラム

リスク管理機能「BKジョイントⅡ」

  • 2018.08.02
  • カテゴリ: 製品|Products

|配管環境の変化

 

一般配管の定義とは、例えば、一般配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448)の場合、建築設備向の給水、給湯、空調(冷水・温水・冷温水)および、それらに準じた、その他の配管用として規格化されています。

 

しかしながら、時代の変化によって、一般建物や設備に求められる環境も変わり、結果的に、一般配管に対する環境条件も変わってきました。

例えば、給湯配管では、自然冷媒ヒートポンプ給湯機(エコキュート等)の様な熱源機器類の性能向上から、供給温度を高く設定できるようになってきました。

 

▲BKジョイントⅡ

それらの配管環境の変化から、10年前では問題のなかった配管に、何らかの問題を発生させてしまうという事案も出てきました。

 

 

|リスク管理機能

 

現代は、何が起きるか分からない時代ですので、あらゆるケースを想定した危機管理体制が求められています。

また、危機管理の中には、未然に問題発生を防ぐと言うリスク管理の考え方もあります。

 

2018年5月、長年、ご愛顧いただいてまいりました従来製品「BKジョイント」をモデルチェンジしました。

新発売となりました一般配管用ステンレス鋼鋼管対応の拡管式継手「BKジョイントⅡ」は、2つの「リスク管理機能」を高めた製品となります。

 

 

 

 

1.袋ナットの緩み抑制機能

 

一般配管用ステンレス鋼鋼管対応の拡管式継手は、パイプ側に装着された袋ナットを継手本体にねじ込み、メタルタッチすることで接合が完了します。

袋ナットは、完全に締め切ることによる、本体とのメタルタッチにより緩みを抑制する構造となっております。

 

しかしながら、配管環境によっては、振動が大きいなどの問題があるために、より緩み抑制機能を高めることが求められました。

「BKジョイントⅡ」の袋ナットには、その先端に特殊な「返し」を設けております。

それにより、仮に袋ナットがメタルタッチされていなかった場合や何らかの原因で緩もうとした場合、「返し」が樹脂製の確認リングに掛かることで緩みを抑制する働きをします。

 

▲袋ナットの緩み抑制機能構造

 

2.シール材の耐久性能向上

▲シール材の断面比較

 

「BKジョイントⅡ」のシール材は、多岐項目に渡って優れているとされる高機能フッ素ゴム製のゴムリングを採用しております。

 

また、ゴムリンクの耐久性能は、経年による圧縮永久ひずみと連動することから、経年による圧縮永久ひずみを小さくし、より安定したシール性を発揮させることを追求いたしました。

 

結果、袋ナットを本締めした際に、最も優れた耐久性が期待できる形状として、従来製品の真円から楕円形状に変更させると共にシール材の容量を高めました。

 

 

|性能確認試験

 

▲性能確認試験

メカニカルジョイントの性能が発揮されるのは、それぞれの要領に則った施工が前提となります。

そのため工事現場では、必ず作業者の皆様を対象とした施工講習会を実施させていただいております。

その上で、メカニカルジョイント側の付加価値機能として、リスク管理機能を備えたのが、「BKジョイントⅡ」となります。

 

製造するMJ工場(群馬県太田市)では、ユーザー様立ち合いの性能確認試験を実施しております。

性能確認試験では、「BKジョイントⅡ」と従来製品の「袋ナットの緩み抑制機能」を中心とした比較試験を実施いたします。

その他、ご要望により、様々な試験の実施を検討させていただきます。

 

「BKジョイントⅡ」の施工講習会のご用命、リスク管理機能や性能試験への立ち合いなど、詳しくは、最寄りの営業所にお問合せ下さい。

 

施工講習会の実施

 

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Takehiko Wagatsuma


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