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コラム

工場見学会のご提案

  • 2023.08.25

|マーケティング

 

企業が、その目的である「顧客の創造」に欠かせない機能の一つがマーケティングであるといわれています。

その意味でもマーケティングとは、営業だけのものではなく、経営全体に広く、かつ深く関連してきます。

 

しかしながら、複雑に捉え過ぎると、取り組みも複雑化してしまいます。

 

シンプルに捉えた考え方としては、「ニーズに応えて利益を上げること」あるいは、「自然に売れる仕組みをつくること」などがあります。

 

よく、営業とは売る行為、つまり販売であるのに対して、マーケティングとは売れる仕組みをつくることと表現されたりもします。

 

マーケティングでは、販売する行為ではなく、それ以前に、自社の持つ価値を顧客や見込み顧客の皆様に対してお伝えするかに取り組みます。

その意味でも、顧客や見込み顧客の皆様の立場に立って、様々な切り口でご提案させていただきます。

なかでも、イベントを活用した体験型のご提案は、非常に重視して取り組んでおります。

 

イベントマーケティング

 

 

|工場見学のご提案

 

ベンカンが重視しているイベントの一つが工場見学会の開催です。

 

基本的な工場見学は、製造工程を直接ご覧いただくことで、安定供給や徹底した品質管理の取り組みをお伝えする事です。

加えて、製品の施工体験、性能確認試験の立会などお客様のテーマに合わせバリエーションに富んだ企画をご用意しており、より深く、そして楽しく、ベンカンを知っていただきたいと考えています。

 

MJ工場の製造工程では、モルコジョイントやダブルプレスといったプレス加工(塑性加工)製品の製造工程をご覧いただけます。

プレス加工製品とは、ステンレス鋼製のパイプを素材として、プレス加工機などによって力を加えて形状変形させて作ります。

一口にプレス加工と言いましても、エルボの曲がりを作るベンダー加工、チーズの枝を出すためのバルジ加工など、様々な手法が含まれ、それぞれにベンカンの起源である溶接式管継手を製造して培ったノウハウが活用されています。

 

例えば、エルボを作るため、パイプを90度に曲げる工程にしても、単純に力を加えたのでは、モルコジョイントの滑らかなカーブは作れません。

とても硬い金属パイプを曲げるために、ただ強い力を加えただけでは、材料のパイプに負荷がかかり、カーブの背側が割れたり、腹側にシワや座屈が発生したりしてしまいます。

そのためベンカンではそうした不具合が起こらず、均一な肉厚で曲げ加工を施せる独自設計の金型を使用して製造を行っています。

 

このような成形の工程だけでなく、プレス加工品の組合せによりバラエティ豊かな製品作りを可能にする溶接加工、先端機器と経験豊富な人の目を駆使した製品検査、お客様の様々なご要望にお応えする出荷体制に至るまで、普段ではお客様にお見せできない部分を、可能な限り、詳しい説明付きでご紹介させていただきます。

 

金属加工法「塑性加工(プレス加工)」

 

|体験機会のご提供

 

ベンカンでは、ステンレス配管を中心に、プレス式(ダブルプレスなど)、拡管式(BKジョイントⅡ)、ワンタッチ式(EGジョイント)と3種類の特徴ある接続方式のメカニカルジョイントを製造、販売しております。

 

お客様にベンカン製品をしっかりと理解していただくことは、その先の建築現場のユーザー様に対する的確なご提案の第一歩です。

しかし、ベンカン製品をご利用いただいている施工業者様でも、全ての接合方式をご体験されている方は、然程、多くはありません。

また販売店の皆様であれば、在庫管理や納入されることがあっても、施工を体験されることは、それほど多くは無いかもしれません。

 

そこで、工場見学会では実際に、製品を用いて施工をご体験いただくことで、各製品の特徴や違いを実感していただいております。

 

また配管材料を選定する際には、必ずスペックや性能が気になることと思います。

ベンカンの工場見学会では、資料だけでは実感できない製品性能をお客様にご確認いただくため、ステンレス協会によるステンレス製メカニカルジョイントの性能基準となる、SAS322で定められた水圧試験や引抜試験をご覧いただいております。

その他には、継手の極限性能がどれ位なのかを確かてもらいたいという思いから、自社試験の水圧破壊試験および水圧曲げ試験も実施しております。

 

このような内容をベースにしながら、より詳細な情報には専門部署の解説を加えたり、若手の皆様を対象とした研修ではアトラクション的なイベントを盛り込んだりと、お客様のご要望にお応えできる体制を整えております。

これまでも、新人や若手の皆様の研修の他、大学講義資料制作のための取材や、海外から配管工組合の視察など、多方面からのお客様をお迎えしております。

また、海外生産拠点であるベンカン・ベトナムの工場見学も受け入れさせていただきますので、遠方であることからも、オンラインでの工場見学もご提案させていただいております。

 

今後もベンカンの価値をお伝えさせていただく機会として、より充実した工場見学を運営できるよう取り組んで参ります。

 

MJ工場 群馬県太田市六千石町5-1

Factory / 製造

 

 

石崎 豊(Yutaka Ishizaki)  製造部 部長代理 兼 MJ工場 工場長  

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