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コラム

理学療法士監修で取り組む「ベンカン安全衛生週間」腰痛予防

  • 2026.08.19

2026年8月17日(月)~8月21日(金)の期間、「ベンカン安全衛生週間」を実施。
今回は、以前から課題であった腰痛を重点テーマとし、取り組みます。

配管継手の製造という仕事柄、重量物の運搬や中腰での作業が多く、社員の腰への負担は以前から気になっていたテーマでした。
そこで今回の安全衛生週間では腰痛対策を重点テーマに据え、理学療法士・小泉香織氏(株式会社フィジコム・ラボ代表取締役)の監修のもと、社内アンケートの結果を踏まえた取り組みを行いました。

 

|アンケートで見えた「隠れ腰痛リスク」
実施に先立ち、社員【対象人数を記入】名を対象に事前アンケートを行い、回答を得ました。
結果、作業後に腰の疲れや違和感を感じると答えた社員は約9割にのぼという結果に。
一方で、腰痛予防に日常的に取り組んでいると答えた社員は約半数にとどることも判明。
つまり、多くの社員が腰の不調を感じながらも、具体的な予防行動には結びついていないという実態が浮かび上がったのです。

 

|なぜ「わかっているのに対策できない」のか

この結果を社内で共有したとき、真っ先に話題になったのが「そもそも腰痛の原因は一つじゃない」ということでした。

腰痛の約85%は、レントゲンなどでも原因を特定できない「非特異性腰痛」と言われています。
原因がはっきりしないからこそ、「これさえ気をつければ大丈夫」という単純な対策が効きにくいのです。
現場の声を拾ってみると、腰への負担がかかる場面は大きく3つに分けられることがわかりました。

・1つ目は、重量物を扱う作業です。製品の荷造りや発送、工具のメンテナンスなど、力仕事が発生しやすい部署では、持ち上げ方一つでぎっくり腰につながるリスクがあります。

・2つ目は、同じ姿勢を長く

続ける作業です。デスクワークはもちろん、配管の据え付けなどで前傾姿勢や中腰の姿勢が続く場面も少なくありません。
同じ姿勢が続くと、腰まわりの筋肉が緊張したまま固まり、血流が悪くなることで痛みが出やすくなります。

・3つ目は、疲労やストレスの蓄積です。意外に思われるかもしれませんが、身体的な負荷だけでなく、精神的な疲れが筋肉の柔軟性を落とし、腰痛の引き金になることもあると言われています。

こうした「原因が一つに絞れない」という腰痛の性質は、社内の自己流の対策だけでは限界があるとも感じました。そこで今回は、理学療法士の視点から専門的なアドバイスをいただくことにしました。

 

|理学療法士監修による取り組み内容

今回の安全衛生週間では、各部署で作成した腰痛予防啓発ポスターの掲示に加え、理学療法士・小泉香織氏より以下のアドバイスをいただき、社内に周知しました。

・前傾姿勢や中腰作業による腰への負担を軽減する方法
・日常的に実践できる腰痛予防の体操・セルフケア
・腰痛やぎっくり腰が発生した際の適切な対処方法

特にポスターは部署ごとに手作りしたこともあり、それぞれの職場の作業内容に即した内容になったのが印象的でした。専門家のアドバイスと現場ごとの実情を掛け合わせたことで、「なんとなく気をつける」から「具体的にどう気をつけるか」に一歩踏み込めたように思います。

 

|これからの展開

安全衛生週間の終了後は、あらためて社員へのアンケートやヒアリングを行い、取り組みの効果を検証する予定です。
検証結果は、今後の安全衛生活動にも反映していきます。

労働災害ゼロを目指す取り組みの一環として、これからも社員一人ひとりの健康と安全を守るための活動を続けてまいります。

 

|監修者情報

 

理学療法士 小泉香織 氏
株式会社フィジコム・ラボ 代表取締役
X(旧Twitter):https://x.com/yoko_PT_loco
会社HP:https://physicom-lab.com/lp/

 

 


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