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コラム

マネジメント「アナログ」

  • 2022.08.05

|マネジメント

 

組織である企業に成果をもたらす機能がマネジメントです。

マネジメントには、透察力が重要であるといわれます。

透察力とは、物事の本質を見極め、先を見通す力のことであるといえます。

 

現代は、曖昧で様々な要因が複雑に絡み合い、不確実に変動します。

その様な環境では、過去の拘り過ぎずに、如何に環境に臨機応変に対応できるかがマネジメントでは重要となります。

 

例えば、2004年以降のデジタルの進化と浸透は、IT革命とも呼ばれ、ビジネスだけではなく、あらゆる環境に大きく影響を与えました。

そして、現代では、それを取り入れることで、より人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるという概念であるデジタルトランスフォーメーション(DX)が広がっています。

 

しかし、勘違いしてならないのは、DXが目的ではないということです。

ビジネスにおけるDXの目的は、環境変化に対応して競争上の優位性を確立することになろうかと思います。

翻せば、競争上の優位性を確立できないにも関わらず、無理にデジタル化を推進することは本末転倒になりかねないかと考えます。

 

経営「マネジメント」

 

 

|ペーパーレス化

 

DXの取り組みの一つにペーパーレス化があります。

ペーパーレス化とは、紙で運用されていた文書や資料などの紙媒体をデジタル化してデータとして活用・保存することを指します。

 

紙の原料はパルプですので、紙の使用量を減らすことで森林破壊を抑え環境保全に貢献できます。

また、環境保全だけではなく、企業や政府にとっても大きなメリットがあります。

それは、紙としてのコスト削減の他、印刷代、郵送費、保管スペースの確保費用などの削減が可能であることです。

また、紙だからこそのファイリング、封入封緘、更には検索の不便性などから発生する労務費の削減も図れます。

更には、紙であるが故に、出社を余儀なくされていた業務がデジタル化することで、在宅勤務が可能となります。

 

ペーパーレス化に際して、メリットばかりで、推進しない理由が見当たりません。

故に、ベンカンにおきましても、積極的にデジタルシステムを導入して、ペーパーレス化を推進しております。

 

ペーパーレスで捉えた場合に、電子書籍も代表的な事例です。

電子書籍の普及あるいは、インターネット通販によって、実店舗の書店は、閉店に追い込まれるなど、正にDXが進んでいます。

私も電子書籍を利用します。

しかし、それは、まず、読み返すことがないだろうと思われる読み切りの書籍だけです。

 

翻せば、何度も、読み返すであろうと考えるビジネス書籍などは紙です。

その理由は、その書籍を読む以前である過去の自分。

その書籍を読んだ時の現在の自分。

そして、書籍を読んだ後の未来の自分を比較するためです。

私が読んだ紙の書籍には、ビッシリとメモが記入されています。

その内容は、その書籍を読んでの気づきなどのポイントです。

特に重要なポイントは、実務に合わせて、具体的な戦略などに落とし込まれている場合もあります。

 

社会貢献「ペーパーレス化」

 

|アナログ資料

 

社内では、当然の如く、率先してペーパーレスを推進します。

その目的は、環境保全、コスト削減、業務効率化です。

そして、それを実現させるために各書類のデジタル化を推進しています。

 

故に会議においても、プリントアウトせずに、デジタル資料の代表ともいえるのがパワーポイントをモニターに映して共有することを検討しておりました。

しかしながら、現状は、少なくとも私が主催する経営会議の資料は、紙のアナログ資料とすることで進めております。

それは、某企業のベンチマーキングでもあります。

 

確かにパワーポイントですが、その場限りのプレゼンテーション的には良いのかもしれません。

しかし、会議の内容を事前に確認するアジェンダ機能、会議中の気づきなどを記載する議事録機能、会議後に進捗などを確認するフォローアップ機能、更には、それらを対象者が共有する機能がないか困難とも取れます。

 

ベンチマークさせていただいた企業では、パワーポイントの使用を禁止しています。

特に、中身ではなく、グラフ、イラスト、アニメーションなどの見映えを優先したかの様な資料を排除されています。

その上で、資料を「Narrative(ナラティブ=物語)」と呼び、何を訴えたいかの文脈が盛り込まれたものにすることが求められるそうです。

しかし、だらだらと話し言葉を綴ることではなく、誰もが共有し易いようなロジックが構築されていることが条件となります。

故に、資料にはフォーマットがあり、枚数にも制限を掛けられているとのことでした。

また、対象者は、事前に資料の内容を確認して、議題に対する参画準備をした上で参加するのだといいます。

 

そもそも会議とは、「会して議する・議して決する・決して行動する」ものでなければなりません。

会議の席で、初めて内容を確認し合うようでは、議することも決することも、当然ながら行動に移すこともできません。

また、会議の後の検討事項もありますし、会議を起点とした事後のPDCAもあります。

 

そうなると、紙の媒体故のメリットの方が多いと捉え、ベンチマーキングさせていただくに至っております。

確かに、DXのように時代の流れがあります。

しかし、漠然と、その流れに流されるのではなしに、透察力を働かせ、流れに乗るべきところと、そうではないところを切る分けてマネジメントすべきなのかと思います。

正に「変わらないこと。変わること。」の選択なのかと思います。

 

イノベーション「コア技術の創造」

 

 

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook  代表取締役社長

 

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