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コラム

マーケティング「マスマーケティング」

  • 2017.06.26

|マーケティング

 

未だに日本では、未だにマーケティングのことを複雑に考えたり、市場調査のことだとか、営業だけのことだとか誤って捉えられている方々が少なくありません。

 

ピーター・F・ドラッカー氏は、「マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。」と示しています。

また、フィリップ・コトラー氏は、その著書である「コトラーのマーケティング・マネジメント ミレニアム版(2001年)」の中で、実にシンプルに「ニーズに応えて利益を上げること」と定義しています。

日本の代表としては、理央 周 氏が、その著書である「なぜか売れるの公式(2014年)」の中で、「自然に売れる仕組みをつくること」と定義されています。

 

ドラッカー氏が、企業の目的は「顧客の創造」であり、そのために「マーケティング」は欠かせない機能であると記載された「マネジメント-課題・責任・実践」が出版されたのは、1973年です。

以降、多くの経営者に影響を与え、40年経った現代においても、その理論は変わっておりません。

 

マネジメント「マーケティング」

 

 

|電子商取引(EC)の普及

 

日本のBtoC-EC市場規模の推移マーケティングの理論は変わりませんが、環境の変化から形態は大きく変わって来ています。

 

その象徴が、インターネットを活用してこ商品やサービスを売買したり分配したりすることが電子商取引(Electronic Commerce)の普及です。

 

現代は、変動的、不確実、複雑、曖昧などのキーワードが飛び交う環境変化が激しく予測し難い経済状況が続いております。

しかし、この経済環境にあって、この電子商取引は、確実に世界的に普及し、それに伴いIT関連産業が成長し、新しい産業や取引形態などが創出されています。

政府としても、経済・産業の構造改革を促進し、国内経済が新世紀において発展を続けるために重要な要素と位置付けています。

 

経済産業省の2016年調査では、国内の個人向け(BtoC)のインターネット市場を15.1兆円、企業間取引(BtoB)については291兆円とし、その規模は年々拡大していると報告しています。

 

電子商取引の特徴は、①誰もが参 加できる、②民間主導で市場が形成される、③スピードが速 い、④国境のない市場が形成されることと言われています。

今後は、このサイバー空間の特徴を活かし、インターネットを通じて売り手と買い手を結び付ける電子市場(企業間取引所)であるeマーケットプレイスや、消費者間(CtoC)取引となるネ ットオークションなどこれまでにない新たな取引形態を創造そして定着させていくことが必要であるとされております。

 

環境変化への対応力

 

 

|WEBマーケティング

 

そこで重要視しているのが、インターネットを有効活用した「WEBマーケティング」あるいは「デジタルマーケティング」です。

Webとは、 WWW(World Wide Web:ワールド ワイド ウェブ)の事で、インターネット上の機能の1つです。

 

Web-Marketing

ニーズが多様化することで、ターゲット消費者を特定出来ない中で、既に、インターネット上で企業と顧客とが、より密接に関係を築かれている企業は少なくありません。

しかし、急速に変化、発展する市場であるだけに、それに対応するマーケティング策は重要視されます。

例えば、近年、急速に広がっていますソーシャルメディアでは、企業と顧客が親密にコミュニケーションをする風景も珍しくなくなっています。

 

一般的に「Webマーケティング」の中心は、社内のWebサイト(ホームページ)となります。

それに、社外のソーシャルメディアなどを連携させるケースが多くなっています。

また、厳密に言えば、「Webマーケティング」には含まれませんが、同じインターネット上の機能である電子メール(E-mail)を活用したマーケティングも一般的には含めて考えられています。

最近では、これらの情報を複合させて有益な、情報発信に転換して行くための機能であるMA(Marketing Automation)やSEO(Search Engine Optimization)を導入する企業も増えています。

 

 

|マスマーケティング

 

マーケティングを行うためのアプローチ手法には、大きく分けて、パーソナルアプローチとマスアプローチがあるとされています。

 

パーソナルアプローチは、パーソナライズとも呼ばれ、営業パーソンが顧客や見込み客に対して、訪問して、ほぼ、マンツーマンで提案するものです。

そして、それを、あくまでも支援する立場であったのがマスアプローチです。

 

確かに、BtoCであれば、テレビコマーシャルだけで売上が上がる時代もありました。

しかし、BtoBであると、一方的に発信するマスアプローチだけで成約を取るには限界があったからです。

 

しかし、現代は、インターネットやパソコン、スマートフォンが普及し始め、顧客の行動範囲が広がりました。

さらにECサイトの普及により購買の選択肢は増え、一方的だったマスアプローチが顧客自ら情報を得て製品比較をすることが可能となっています。

 

従来型のマスマーケティングの終焉ともいえます。

 

ベンカンにおいては、人的な「パーソナルマーケティング」に対して、「WEBマーケティング」を活用した「マスマーケティング」と称して、積極的に取り組み、推進しております。

 

その基幹機能は、やはり、社内のWebサイト(ホームページ)となります。

また、[Facebook]・[Twitter]・[Instagram]などの社外のWebサイトも積極的に活用し、それぞれの媒体の特徴を活かした情報の発信に努めております。

 

さらに、受動的になってしまう、これらの媒体に対して、電子メール(E-mail)を活用したメルマガ(メールマガジン)を毎月1回の頻度で配信しております。[メルマガ登録]

※メルマガは、配信のご許可を得た方にのみの配信とさせていただいております。

 

マーケティングの基本は、コミュニケーションの基本と同様に、実際にお会いして情報交換することであると捉えております。

しかしながら、環境変化のサイクルが早まる中で、それに見合った頻度で、実際にお会いする機会は、そう多く取れるものではありません。

その場合、一定の接触頻度を保つ意味で、「マスマーケティング」は有益な機能であると考えております。

今後の課題は、パーソナルアプローチにばかり依存していた「パーソナライズ」を如何にして「マスマーケティング」で実現して行かるかだと考えております。

 

マーケティング「パーソナライズ」

 

 

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  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook 取締役 最高執行責任者(COO) 兼 執行本部 本部長

 

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