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コラム

環境変化への対応力

  • 2017.05.01

|ベンカンの原点

 

ベンカンとしての原点である「継手」は、「溶接式管継手」となります。

 

国内では、1940年代に始まった日本造船業界の活況に合わせて配管継手である「溶接式管継手」の需要も高まりました。

「溶接式管継手」とは、パイプと突き合わせて溶接する方式であり、極めて信頼性の高い配管接合が可能です。

 

当時は、アメリカからの輸入品に頼っておりましたが、1951年にベンカンの前身である日本弁管工業株式会社が国内生産を手掛け、コストダウンと納期短縮を実現させ高く評価されました。

 

溶接式管継手は、「炭素鋼鋼管」、「ステンレス鋼鋼管」などの金属配管ようの配管継手として、高度経済成長により需要の拡大から確固たる産業用機材となりました。

 

※当時の様子を伝える貴重な動画がありますのでご紹介いたします。

 

 

|環境の変化

 

高度経済成長期には、モノ不足からもたされる「作れば売れる」時代が続きました。

そして、国際的にも日本の製造業の高い技術力が評価され「良いモノを作れば売れる」時代に遷ります。

 

しかしながら、技術力だけに頼ったビジネスモデルでは、既に限界を迎えていることは明らかとなってきました。

 

現在のグローバル・ビジネス環境を、1990年頃から使われた軍事用語である「VUCA(ブーカ)」で表現されるケースがあります。

■Volatility(変動性)
変化の性質、量、スピード、大きさが予測不能のパターンをもつこと

■Uncertainty(不確実性)
発生する問題や出来事が突発的であったり性質の予測がつかないこと

■Complexity(複雑性)
多数の理解困難な原因、抑制因子が複雑に絡み合っていること

■Ambiguity(曖昧性)
前例がなく、出来事の因果関係もなく、5W1Hの特定が困難で不明瞭なこと

「VUCA」は、それぞれの頭文字からなる略語です。

 

いつまでも「良いモノを作れば売れる」様な神話的な思考に依存していては、この限界から脱却はできません。

 

過去、時の人となり、様々なメディアで讃えられていた企業の経営者や政治家、有名人が、考えられないようにあっけなく姿を消したり、失脚する時代です。

一時的に輝くのであれば、実力や努力が不要とはいわないまでも、虚勢やフロックでも可能なのかもしれません。

 

しかし、自分で勝手に自分の領域や上限を決めてしまう人・・・

受け入れないこと、何もしないことが現状維持と勘違いしている人・・・

こんな人は、いつしか変化する世の中に取り残され、忘れ去られた存在になりかねません。

 

『進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。』

 

学問のススメの福沢諭吉の言葉ではありますが、今の時代に相応しい言葉であると思います。

 

 

|バリュープロポジションの創造

 

如何にVUCA時代といえども、企業の目的は「顧客の創造」であることは不偏です。

そのためにも、自社の未来を拓く原動力でもある自社にしか提供できない価値である「コアコンピタンス」が必要です。

しかし、どんなに優れた「コアコンピタンス」でも、顧客が望む価値でなければ「顧客の創造」はできません。

 

そもそも、現在のベンカンの事業である「ステンレス配管」あるいは「メカニカルジョイント」は、溶接式管継手の新規事業でした。

溶接式管継手は、産業向けの配管機材であったため、今後、需要の伸びる建設・住宅向けの一般配管に対応する事業として立ち上げ現在に至ります。

 

しかしながら、一口に建設・住宅向けといっても、顧客の望む価値は様々です。

どうように、VUCA時代の中では、その顧客の望む価値も一定ではありません。

 

コアコンピタンスであって、なおかつ、顧客が望む価値を「バリュープロポジション」とされます。

企業が、その目的である「顧客の創造」をし続けるためには、変化する環境を常に対応して、「バリュープロポジション」を創造し続けることが重要であると考えます。

 

それは決して容易なことではありませんが、知恵と勇気を持って変化にチャレンジすることが重要であると捉えております。

 

マーケティング「3C分析・バリュープロポジション」

 

 

t-wagatsuma

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook 取締役 最高執行責任者(COO) 兼 執行本部 本部長

 

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