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コラム

5S活動の意義

  • 2016.08.09

|カイゼン活動

 

製造業において、一般的に使われる用語に「カイゼン」があります。

 

その原語は、「改善」です。

「改善」とは、問題が発生する毎に、それを解決しようと取り組む行為です。

 

それを敢えて、カタカナで表現する意味合いです。

 

「カイゼン」とは、工場内で、常に作業効率や安全性の最善を追及する活動です。

また、その活動は、現場の作業者たちが中心となり知恵を出し合うこと点に特徴があることから、「改善」と区別されていると捉えて良いと思います。

 

ベンカンのMJ工場における「カイゼン」活動の大きな目標は、「ザ・ゴールのTOC理論」を重視した生産性の向上です。

 

つまり、単なるコストダウンではなく、それを起点とした「スループット(売上や利益を生み出す)」が目的となる取り組みです。

そのために、各工程毎に個別に様々な課題を掲げて取り組んでいます。

 

マネジメント「カイゼン活動」

 

 

|5S活動

 

「カイゼン」活動を推進する上で、基礎的な活動と捉えているのが、「5S」活動です。

 

「整理」=必要がないモノを捨てる

「整頓」=必要なものモノを決められた場所に配置することで、取り出しやすい状態にする

「清掃」=作業を終えたらキレイにし、すぐに使える状態にすること

「清潔」=キレイな状態を維持すること

「しつけ」=以上の決められたルールや手順を守り習慣づける

 

以上の5つの頭文字を評したのが「5S」であり、その定義となります。

つまり、組織をあげて取り組むことで、職場内から無駄なモノや時間を無くし、秩序を生み出すものといえます。

 

一般的には「5S」活動は、「カイゼン」活動の一手法と考えられているのかと思います。

しかしベンカンでは、敢えて、カイゼン活動と結び付けることなく、それをも支える道徳的な活動と捉えています。

イメージとしては、5S活動があって、カイゼン活動があり、その成果として、「TOC」理論の生産性向上を生み出し、結果として目的であるスループットを獲得するというものです。

 

翻せば、どんなに「カイゼン」活動を活発に取り組んでも、「5S」活動が疎かであれば、成果が出ないと捉えています。

その意味でも、その本質は、そこに参画する従業員の意識を高めることであると捉えています。

 

そのため従業員たちに意識してもらえ易いように次の様な標語も運用しています。

 

「ハ」=早く(納期・期限)

「タ」=正しく(品質)

「ラキ」=楽に(生産性)

「ヤスク」=安く(コスト)

 

これは、「5S」活動の目的を語呂合わせから「ハタラキヤスクする活動」をとして表現させたものです。

 

そもそも、「カイゼン」活動の最大の特徴は、目標に限界がなく、常に最善を追及し続ける活動であるということです。

これは、その基礎的な位置づけにある「5S」活動とて同様であり、決して、一過性ではなく、如何に、それを習慣化させるかが重要となります。

そのため、これもマネジメント手法の定番ではありますが、PDCAサイクルを徹底して回し続けるようにしております。

 

マネジメント「PDCAサイクル」

 

 

|現場の声

 

大澤清美ベンカンでは、従業員の声を聴くことを大切にしています。

 

「5S活動は生産性の向上は、もちろんの事、快適な職場環境づくり、労働災害未然防止、安全と健康の確保、顧客満足度の向上に於いても効果が期待できると信じています。

キレイにするのは当たり前であり、自分たちの5Sの行動に自信を持ってよりよい職場を目指します。

気合いの入った声も出てきましたので、ますます楽しみです。全員が進んで取り組み、長く継続できる5S活動を可能とする職場の体制を作っていきます。」

石黒良二(品質管理課 検査班)

 

「工場へ来場された方にも 工場や設備は古いけれど 掃除が行き届き、大事に使用しているなと工場をみて感じて頂けるように、5S活動を進めていきたいと思います。検査班は、朝礼前に、あいさつ・身だしなみチェック、5分間の自分の作業場の掃除を毎日実施しています。

5分間の掃除を始めた頃は、綿ぼこりが多かったんですけど、最近は少なく感じます。これも、欠かさず毎日掃除をしている効果のあらわれだと思います。

これからも、皆に協力して頂き 5S活動を進めます。」

新島清美(品質管理課)

 

フォークリフト

「工場で作業する人、工場に足を運んでくれるお客様が気持ちよくなるような働きやすくする5S活動を意識し、品質向上、コスト削減、清潔感のある明るい職場を目指し活動していきたいと思います。」

小島和也(製造課)

 

そして、これらの取り組みや声が独り善がりにならない様にディソシエイト(第三者視点)した評価の機会としてお客様の工場見学を非常に大切にさせていただいております。

 

「5S」が定着している職場には特徴があるのだといいます。

① モノの状態、計画や進捗が誰でも一目で分かる。
② 職場の清掃が行き届き清潔感がある。
③ 従業員が5Sを守れる仕組みがある。
④ 従業員に活気があり、明るい。
⑤ 5Sの定義を全従業員が説明できる。
⑥ 定期的に5S活動のイベントを行なっている。

 

工場見学では、ご来場いただいたお客様に、これらの項目を忖度なくご評価いただくようにしています。

その結果、「いい工場だな」、「来てよかったな」、「また来たいな」と感じていただけるような工場づくりを目指してまいります。

 

コミュニケーション「声を出す。声を聴く。」

 

 

写真・園部

 

園部 純一 (Sonobe Jynichi) 製造部 MJ工場 現業担当課長

 

皆様の声


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