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コラム

CSR(企業の社会的責任)

  • 2017.01.05

|SR(社会的責任)

 

csr環境問題の深刻化、経済格差の拡大、企業の不祥事などを背景に、「社会的責任(SR:Social Responsibility)」の重要性が高まっています。

 

そもそも、組織や個人が、自らの利権や効用目的だけで行動することは許されるものではありません。

翻せば、組織や個人の利権や効用が、他の組織や個人に対して損害や危険を与える可能性もあるということです。

つまり、SRとは、組織や個人は、社会において望ましい組織や個人として行動すべきであるという考えです。

 

マネジメントで著名な、P・F・ドラッカー氏が、その書籍の中で「企業も組織であり社会の機関である以上、社会やコミュニティ、個人のニーズを満足させることが目的となる。」と示しています。

 

つまり、企業にとってのSRである「CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)」も重要な課題です。

しかし、現実には、企業とは営利組織であるとする取り方によっては軽視されかねない考え方でもあります。

実際、従来のCSRと言えば、倫理・法令遵守、労働者への責任などの法規制に従うものや、良くて近隣社会への貢献が一般的でした。

 

 

|持続可能な開発目標(SDGs)

 

産業革命以降、豊かになり過ぎた人間の環境破壊に始まって、社会、経済などの世界的なバランスが崩れ始めています。

このままでは、極端な話、地球の将来は破綻してしまいます。

 

これらの問題を解決するために2015年9月に開催された国連サミットで採択されたのが、「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」です。

SDGsは、地球ぐるみで、環境破壊や貧困などに終止符を打ち、すべての人が平和と豊かさを享受、持続できる社会を実現させることが目的です。

そのための17の目標から構成され、先進国、発展途上国に関わらず取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」ことが宣言されています。日本の取り組み(PDF)

 

①貧困をなくそう

②飢餓をゼロに

③すべての人に健康と福祉を

④質の高い教育をみんなに

⑤ジェンダー平等を実現しよう

⑥安全な水とトイレを世界中に

⑦エネルギーをみんなに そしてクリーンに

⑧働きがいも経済成長も

⑨産業と技術革新の基礎をつくろう

⑩人や国の不平等をなくそう

⑪住みつづけられる街づくりを

⑫つくる責任つかう責任

⑬気候変動に具体的な対策を

⑭海の豊かさを守ろう

⑮陸の豊かさも守ろう

⑯平和と公正をすべての人に

⑰パートナーシップで目標を達成しよう

 

正に世界中のすべての人が幸せに暮らせる未来に向けた世界、社会をつくるための目標です。

また、この取り組みで重要なのが、17の目標を単発で考えるのではなく、尚且つ、人種や宗教、貧富の差、国籍、性別などにこだわらず、地球に住む人類すべてが当事者として参画しなければならないということです。

 

SDGs(持続可能な開発目標)

 

 

|具体的なCSR活動

 

CSRとは、一般的に事業活動以外の分野において、企業が持続的な発展を目的として行う自主的取り組みと解されています。

 

しかし、昨今の企業を取り巻く環境は、グローバル化による企業活動の範囲の拡大、ICT改革などによるグローバルコミュニケーションの発展により個人の発言力が高まったり、ステイクホルダー(利害関係者)からのニーズの多様化、貿易の自由化、規制緩和、温暖化、更には、震災など予期しない問題もあって、事業継続事態が決して容易ではない時代でもあります。

 

ベンカンにおいては、まず、事業活動において、前出のSDGsの目標の中で、4つを取り上げて取り組んでおります。

 

ベンカンでは、この採択に共感する意味で、翌年の2016年に企業理念であるミッションを「現在だけでなく未来を考えた 配管の開発と供給を通して信頼ある ライフラインの構築をご提案します」と見直しました。

 

特に、企業のCSRとして、17の目標の中でも次の4つに焦点を当てて、製品の開発と供給に取り組む所存です。

 

目標6 [水・衛生]=衛生的な配管

 

目標9 [インフラ、産業化、イノベーション]=高耐久性配管

 

目標11 [持続可能な都市]=都市災害に強い配管、復旧力に優れた配管

 

目標12 [持続可能な消費と生産]=ゴミになり難い配管、リサイクル率の高い配管

 

持続的な企業である以上、事業活動による、一定の収益は無視できないところです。

しかし、大きく外れない範囲で、可能な限りの事業活動以外の目標への貢献を目指しています。

 

例えば、ベンカンの取り組む、外国人従業員との共存や外国人技能実習生制度の有効活動の実態など、多くの官公庁関係者や企業の皆様からご興味を持っていただいております。

その様な、実際の事業収益とは直結しない皆様の工場見学も積極的に受け入れしております。

 

サステナブル(SUSTAINABLE)

 

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  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook  取締役 最高執行責任者(COO) 兼 執行本部 本部長

 

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