MENU

  • Facebook
  • Twitter
Select Language

コラム

専用工具使用上の注意点「寒冷地対策」

  • 2017.02.10
  • カテゴリ: 施工|Construction

ダブルプレス接合専用工具を使用してするベンカンの「メカニカルジョイント」は、作業者個人の技能に左右されることなく施工の品質を均一化させることが可能です。

 

専用工具は、大きく「①専用締付工具」「②専用拡管工具」に分類されますが、どちらも油圧駆動システムとなっております。

油圧稼働システムとは、エネルギーを伝達する媒体を油にしたもので、⑴高出力を得られやすい、⑵その力や速度をコントロールしやすい、⑶小型化をし やすいといったメリットがあります。

 

反面、油圧稼働システムならではの寒冷地や気温が低い時期で使用する場合の注意点があります。

油圧稼働システムの専用工具は、電気モーターを動力とし、油圧ポンプを駆動源として、油圧オイルで作動するため、油圧オイルの温度が工具の作動に密接に関わってきます。

そのために、寒冷地や気温が低い朝などには、油圧オイルの温度が低下することで、その粘度が上がり、油圧工具が正常に稼働しない場合がありますので、その対処方法をご紹介させていただきます。

 

 

対処法:暖機法

 

P1100154

最も効果的なのが工具本体を作業前に暖め、冷えないように管理する「暖機法」です。

これは、作業開始前には、現場内にあるジェットヒーターなどの暖房機の周りや暖かい場所に専用工具を置いて暖めていただくことです。

 

但し、暖房機等に近づけ過ぎると逆に専用工具の不具合や火傷などのつながりますので、あくまでも常温レベルを超えないようにお願い致します。

また、作業後には、翌日等の作業を考慮し、可能な限り専用工具本体を冷やさないように床などの直置きを避け、付属されている工具ケース等に収納して保管ください。

 

 

対処法:空打法

 

P1100005より簡単な対処法が、「空打法」です。

 

「①専用締付工具」の場合の空打法は、メカニカルジョイントを直接プレスするダイスを上下に装着し、スイッチボタンを押し続けることで圧力が上昇し、既定値に達して音が変わるまで行います。

その後は、スイッチボタンを離し、戻しレバーを押しこむことで圧力を開放します。(右画像)

この動作を何度か繰り返すことで油圧オイルの温度が上がり、専用締付工具の動きが良くなります。

 

ここでの注意事項は、空打ちを行う際には、必ずダイスを装着する様にしてください。

ダイスを装着することによって、下に装着されているシリンダーに負荷が掛かり、シリンダーが伸びきるのを防ぎます。

もし、装着しなかった場合は、シリンダーが伸びきり、ダイスが装着できなくなる恐れがありますので十分にご注意下さい。

 

 

P1100134次に「②専用拡管式工具」「空打法」は、油圧ポンプを空打ちします。

まず、油圧ポンプとシリンダーが接続されている場合は、カプラ接続を解除して、油圧ポンプ側のカプラキャップを装着します。

その上で、油圧ポンプ本体にあるオイルキャップ(空気弁)を緩めてからスイッチボタンを押し、既定値に達して音が変わるまで空打ちします。

油圧ポンプのみで動作させることにより、余計な負荷が掛からず効率よく油圧オイルの温度を上げることができます。

 

以上、「暖機法」および「空打法」をご紹介させていただきました。

 

また、この他の寒冷地ならではの注意事項を補足させていただきます。

「②専用拡管工具」がパイプを拡管する際に使用する拡管ゴムは、気温が低いと硬くなることがあります。

拡管ゴムが硬くなることでゴムの戻ろうとする力(弾性力)が弱まりますので、作業開始時は、拡管後は通常より時間を置いてからパイプを抜く様に心掛けてください。

拡管ゴムが戻るまえに焦ってパイプを抜くことで、逆にパイプが抜けなくなる恐れがございます。

 

ベンカンでは、本件のような対処法や注意事項をご説明させていただくためにも、納入現場での施工講習会を必ず実施しておりますので、各営業所にご用命下さい。

 

 

Phone 皆様の声

 

Takashi Toumiya


最近の投稿

カテゴリ

サイト内検索

月別アーカイブ

タグ

PAGETOP

Contact

ステンレス配管に関するご質問・ご相談・ご要望などがありましたらお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ