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コラム

経営「ミッションの変更」

  • 2016.12.16

|ミッションの変更

 

企業の目的は、「顧客の創造」であると、マネジメントで著名な、P・F・ドラッカーが、その著書の中で明言されております。

経営あるいはマネジメントとは、その経営資源を活用することで「顧客を創造」することで、企業を継続的に成長させることなのだと捉えております。

それ故に、各企業は、顧客に対するメッセージとして企業理念を発信しています。

それは、ベンカンも例外ではなく、社会的な存在意義(ミッション)、目的・あるべき姿(ビジョン)を掲げています。

 

この度、ベンカンは、2016年8月1日を以て、企業理念であるミッションを次の様に変更させていただきました。

 

ミッション

現在だけでなく未来を考えた 配管の開発と供給を通して信頼ある ライフラインの構築をご提案します

 

経営「企業理念」

 

 

|変更の経緯

 

ベンカンは、1947年の創業より、ぶれることなく配管に携わってまいりました。

しかしながら、一口に配管といっても様々な社会的な存在意義があります。

また、時代によってそれも変化します。

それらを踏まえての、今回のミッションの見直しとなります。

 

昨年(2015年)の国連サミットで、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)が採決されました。

SDGsには、17の目標がありますが、分社化後のベンカンの事業が、特に4つの目標に貢献できるものであると確信しました。

 

目標6 [水・衛生]

すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。

 

目標9 [インフラ、産業化、イノベーション]

強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。

 

目標11 [持続可能な都市]

包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。

 

目標12 [持続可能な消費と生産]

持続可能な消費生産形態を確保する。

 

そのため、新たに制定したミッションは、このSDGsを意識したものといたしました。

また、ベンカンがこの先も長期的に成長し続けるESG企業であるべく、それを目指そうとの想いもあります。

※ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、統治(Governance)の頭文字を取ったものです。

 

社会貢献「SDGs:持続可能な開発目標」

 

 

|ミッション ブランド

 

企業理念ですが、顧客に訴求できてこそ、初めて価値のあるものであると考えます。

また、顧客に訴求する以前に、社内で、その価値を理解し、共有することが重要となります。

 

ベンカンの新たなミッションも同様で、可能な限りご理解いただけるようなものを考えたつもりです。

ところが、ご確認いただけたらお分かりの通り、どうしても長文になってしまいます。

これを顧客の皆様に想起していただくには、少々、無理があります。

それは、従業員も例外ではありません。

 

そこで、この度、企業理念であるミッションを可能な限り伝わりやすい、あるいは想起し易くするために、ブランド化することといたしました。(商標登録2016年12月16日)

 

ステンレス配管のベンカン
SUSTAINABLE LIFELINE ステンレス配管

 

今後は、この「SUSTAINABLE LIFELINE® 」と「ステンレス配管のベンカン®」をミッションブランドとして訴求活動に努めてまいります。

正直、ベンカンが、このミッションブランドを掲げることは、まだまだ未熟であることも承知しているつもりです。

しかし、有言実行を継続することで、必ず、これをバリューポジションとし、それに相応しい企業、存在になれるように取り組んで参ります。

何卒、「SUSTAINABLE LIFELINE® 」、「ステンレス配管のベンカン®」をよろしくお願い申し上げます。

 

SUSTAINABLE LIFELINE(サステナブル配管)

 

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  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook  代表取締役社長

 

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