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コラム

水圧試験用プラグの代用「EGジョイント」

  • 2019.07.10

水圧試験用プラグ

 

給水、給湯、空調配管の施工においては、その施工品質を確認するために配管の一部または全配管完了後に水圧試験が実施されます。

一般的には、工程上、全配管を同時に行うことは不可能であるため、現場の工程に応じて適切に区分して行われます。

その場合、試験を行おうとする区間は完全にプラグなどで管端を閉鎖し、確認した後に、テストポンプなどにより徐々に水を張り、管内の空気を完全に抜いてから試験圧力を上げます。

 

尚、配管を閉鎖するプラグなどですが、あくまでも水圧試験のための仮設材であるため、水圧試験を終えると解体しなければなりません。

また、一般配管ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448)や建築用銅管などのように薄肉の配管だとパイプにネジを切ることができません。

そうなると、プラグを受けるアダプター継手を使用することとなり、水圧試験の度に、アダプター継手を廃棄することになります。

 

 

|簡易式テストプラグ

 

▲簡易式テストプラグの一例

水圧試験の作業手間や経費削減を解消するために市販されているのが、使い回しが可能な、簡易式テストプラグです。

蝶ねじタイプのものをはじめ、様々な製品が市販されております。

しかしながら、中には構造が華奢なものだと、試験圧を上げた際に破壊したり、飛んでしまい危険も伴ってしまいます。

そのため、これといった絶対的な製品がないのも現状です。

 

その様な状況で、ベンカンのワンタッチ式継手「EGジョイント」のキャップを一般配管ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448)の配管における水圧試験時に簡易式テストプラグの代用品としてご使用されている方々が少なくありません。

「EGジョイント」は、専用工具を必要とせずに、差し込むだけで、パイプと接続することが可能です。

さらに、専用の取り外し治具(リムーバー)を使用することによって、パイプから取り外しすることもできます。

 

 

本来の使用目的では、一度、水圧を掛けた「EGジョイント」を再利用することはできません。

しかしながら、仮設材であるテストプラグとしてならば、再利用が可能となります。

但し、正規の使用方法ではないために、 使用回数の保証はできませんので、ご了承ください。

 

 

 

|EGジョイントの使用上の注意

 

簡易式テストプラグの代用として「EGジョイント」を使用される場合の注意点です。

 

(1) 取り外しの際

「EGジョイント」は、配管内部に圧力が掛かると、パイプにエッジが食い込みます。

水圧試験後に継手を外す際、エッジの食い込み具合により外しにくくなる場合があります。

 

(2)  管端の処理

水圧試験終了後に継手を取り外すと、エッジによる縦傷がパイプにつきます。

縦傷は漏水の原因になりますので、傷のついた部分は切断してご使用ください。

あらかじめ切断を想定しておくと便利です。

 

(3) 接続の際

「EGジョイント」は、止水も抜け防止もパイプの外面でおこないます。

パイプの表面のチリ・埃・傷、パイプ管端部のバリ取り・面取りは充分におこない、シリコンスプレーをパイプに塗布してください。

継手を挿し込む際は、ゆっくり、まっすぐ挿し込んでゴムリングを傷つけないようにご注意ください。

 

(4) 適用配管

「EGジョイント」には、SuタイプとAタイプがあります。

Suタイプは、一般配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448)の13Su・20Su・25Su・30Su・40Su・50Suに適用しております。

Aタイプは、配管用ステンレス鋼管(JIS G 3459)の15A・20A・25A・32A・40Aに適用しております。

キャップ以外にもプラグ止めが必要な場合にはメスアダプター付ソケットがあります。

 

(1)~(4)をご納得いただいた上で、ご利用してください。

 

この様に、メーカーの意図していなかった意外な使い方を、実際に現場で教えていただくケースが多くございます。

「こんな使い方もある!」というテーマで、ホームページ上で募集させていただいたら、それを基に良いアイデアが浮かぶかもしれませんね。

検討させていただきます。

 

 

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  鈴木 隆弘(Takahiro Suzuki)  営業部 マーケティング担当

 

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