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コラム

ステンレス鋼とは・・・

  • 2011.08.10
  • カテゴリ: 知識|Knowledge

|ステンレスとは・・・

 

ステンレス鍋ステンレスのことを「ご存じですか?」とご質問した場合に、多くの皆さまが「知っている」とお答えすると思います。

まだまだ歴史の浅い金属ではありますが、私たちの生活の中で、それだけ、なくてはならない存在になっています。

 

しかしながら、ステンレスとは、「なんですか?」とご質問した場合は、お答えできる方はすくないのではないかと思います。

そもそも、ステンレスの正式名称は、「ステンレス鋼」です。

英文ですと、「Stainless Steel」となり、「Stainless」は錆にくい、そして「Steel」は鋼のこととなります。

 

この名称からも、「ステンレス鋼」は、耐食性に優れた「錆びにくい鋼」であるのと同時に、絶対に錆びないものではないことを理解しなければなりません。

 

また、ステンレス鋼をSUS(サス)と呼ぶ場合もありますが、これは、金属を分類する上での一般的な前置記号が、SUSだからです。

SUSとは、S=鋼(Steel)、U=特殊用途(special Use)、S=ステンレス(Stainless)の略で、専門用語と考えて良いかと思います。

ステンレス鋼の歴史

 

|ステンレス鋼の特性

 

ステンレス鋼とは、鉄(Fe)をベースに、クロム(Cr)などを配合して人工的に造った金属です。

その一般的な定義は、「クロムを10.5%以上含有させた鋼」とされています。

よく、ステンレス製のスプーンやフォークの裏に「18-8」と表記されていますが、これは、18%のクロムと、8%のニッケルが含まれていることを意味します。

クロムと言えば、鉄などを錆にくくするためのメッキ材として有名です。

表面が輝いている金属をステンレスだと思っていたら、実は、クロムメッキされたものだったなんてことも少なくありません。

 

そして、このクロム(Cr)が大気中の酸素(O)と結合する事で、表面に1~3nm(ナノメートル)程の薄い「不動態皮膜」を形成します。※1ナノメートル=100万分の1ミリ

この「不動態皮膜」が保護皮膜となり、最大の特性でもある「耐食性」を高めている事になります。

更に「ステンレス鋼」の優秀さを高めているのが、不動態皮膜の「自己修復機能」です。

仮に加工中や使用中に不動態皮膜が破壊されてしまった場合でもメッキや塗装と異なり、鋼中のクロム(Cr)と大気中の酸素が結合し、「瞬時に再生」致します。

この再生に時間がかかれば錆びが進行してしまうため、ここでの「瞬時に再生」は重要な機能です。

 

 

「耐食性」の他、「ステンレス鋼」の特性としては、「耐衝撃性」、「耐久性」、「耐熱性」、「耐強度」、「耐候性」などに優れている点が上げられます。

錆にくいステンレス鋼の特性

 

|ステンレス鋼の用途

 

「ステンレス鋼」は、その優れた特性を活かして様々な用途に使用されています。

 

キッチン周りであれば、フライパン・鍋・包丁・シンクなど、食器類においても、スプーン・フォーク・ナイフなど、その他、医療機器であったり、食品工場などに多く使用されているのは、錆びにくく衛生的な「耐食性」が活かされています。

 

建築分野では、ビルや住宅などの外壁、屋根、ルーフ、エクステリアの外構部分は、雨風に晒されると共に、外観上の美しさも必要なことからも、優れた「耐久性」が認められてのものです。

目立つところでは、西武プリンスドームの屋根もステンレス鋼です。

 

西武プリンスドーム

見えない部分でも、構造材、釘、ねじ、蝶番、配管などにも多く採用されております。

 

また、工場設備、自動車、鉄道車両、チェーン、ワイヤーなどで使用される場合は、稼働頻度や振動などが大きいことから高い強度が認められてのものです。

その他、身の回りであれば、腕時計、ベルトのバックル、バック、キーホルダーなどの金属小物やカミソリ、はさみ、爪切りなどの刃物類などにも使用されています。

 

 

 

 

|SUSTAINABLE LIFELINE®

 

「ステンレス鋼」を配管に採用した場合の特長は、「高い強度」、「高い耐久性」、「優れたクリーン性」、「リサイクル性」などです。

正に長寿命化の素材であり、仮に廃棄になっても廃材ではなくリサイクル資源としての価値がある素材であり、これまでのエコマテリアルから一歩進んだ、サスティナブル素材の代表とも言えます。

長年、配管に携わってきた「ベンカン」にとって、このステンレス鋼を活かした配管創りこそが、自分達のバリューポジション(他社にできない強み)であると捉えました。

ベンカンでは、このステンレス鋼の特性を活かしたステンレス配管にて、「SUSTAINABLE LIFELINE®」を提唱しております。

 

サステナブル(SUSTAINABLE)

 

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takehiko wagatsuma


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