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コラム

マネジメント「継続は力なり」

  • 2015.05.29

|マネジメント

 

何事においても、漠然と取り組んで成果を上げることは不可能です。

 

そもそも、成果を上げようとするのであれば、基準となる目標設定が必要です。

そして、その目標を達成させるために、具体的に何をするのかです。

それは、組織は当然ながら、個人においても同様です。

 

組織なり、個人なりが持ち得た能力を如何にして発揮して、目的を達成するための行動に結び付けさせるかが重要となります。

もちろん、目標を達成させるには、現在、持ち得た能力だけでは不足している可能性もあります。

そうなれば、時間軸で考えた取り組みも必要になって来ようかと思います。

 

それらは、まるで、様々な異なる形のたくさんのピースをハメ合わせて、大きなパズルを完成させるようなものです。

そして、それがマネジメントであると考えます。

 

経営「マネジメント」

 

|1万時間の法則

 

バイオリン1そもそも目標とは、チャレンジ性のあるものでなければ意味がありません。

それにも関わらず、失敗を恐れるあまりに行動できない人を見かけます。

 

心理学者のアンダース・エリクソン氏が1990年代に実施した研究から導き出した「1万時間の法則」のことを知りました。

それは、バイオリンを学ぶ学生を3つのグループに分けて経験値と実力値の関係の検証から始まります。

 

(1)プロになるのは厳しく、学校の音楽教師を目指すレベルの学生のグループ

(2) プロになれる程度に優れている学生のグループ

(3) 世界的なソリスト(独奏者)になる可能性を持つ学生のグループ

 

まず、どのグループの学生も、若年からバイオリンを始めたケースがほとんどであったため、スタート時期と経験年数(10年以上)は大きな差はありませんでした。

逆を言えば、スタート時期が遅いと、このアカデミーに入学する(土俵に上がる)ことすら難しいのかもしれません。

 

結果的に、グループを比較した場合の違いは、それまでの練習の累計時間でした。

 

(1) グループ 平均 4千時間

(2) グループ 平均 8千時間

(3) グループ 平均 1万時間

 

この結果から導かれたのが、「優れた技量を身につけるには、累計1万時間以上の練習が必要」と言う「1万時間の法則」です。

 

また、エリクソン氏は、「デリバレイト・プラクティス(Deliberate Practice)」についても訴求しています。

これは、実力を高めるには、理論・論拠を具体化させて、それに基づいた能力の限界を少し上回る負荷をかける練習を行うことを意味しています。

 

とにかく、成長するには、受動的に漠然と繰り返したり、ダラダラと続けても意味がなく、理論・論拠を能動的に考えて行動することが大切なのだと言うことですね。

勿論、これは、エリクソン氏の研究と言う限定された検証の中から導かれた結果であることを理解しなければなりませんが、フィジカルトレーニングで用いられるオーバーロードの原則にも通じるかと思います。

 

オーバーロードの原則

 

|継続は力なり

 

実力を高めるための練習では、自分の能力の限界を上回る負荷をかけているわけですから上手く行かない、失敗の繰り返しです。

しかし、失敗であっても考えた上での質の高い失敗の積み重ねであれば、確実に成功の種となります。

そして、その失敗を恐れずに取り組める場が練習でもあります。

 

失敗を恐れずに行動する経験を増やすことで、「考える=悩み」は、本当の意味の「考える=創意工夫」に変わるはずです。

悩むのであればこそ行動して、稽(考)える思考に切り替えることが大切になるのだと思います。

 

「千日の稽古をもって 鍛となし

                  万日の稽古をもって 錬となす」

 

これは、剣豪 宮本武蔵の言葉とされています。

練習を稽古と置き換えて考えてみてください。

 

千日の稽古で基本の技を鍛え上げ、万日の稽古でその技をより高みに錬りあげる。

転じて、一つの技を完全に自分のものにするには、ひたすら毎日繰り返し稽古に励むしか道はないということです。

正に1万時間の法則の「デリバレイト・プラクティス(Deliberate Practice)」やPDCAサイクルなどにも通じます。

 

継続は力なりです。

 

古(いにしえ)を稽(考)る

 

 

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook  取締役 最高執行責任者(COO)兼 執行本部 本部長

 

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