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コラム

現状維持バイアス

  • 2017.01.30

|質を高めるには・・・

 

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過去にやったことのない目標を達成したいのならば、まずは、行動することだと考えています。

しかし、必ず持ち上がるのが質を優先する考え方です。

 

私は、この考え方は明確に否定します。

 

成果を高めるためのマネジメント手法の代表がPDCAサイクルです。

このPDCAサイクルの基本は、仮説を含めた計画(P)に対して、行動(D)をやり切ることにあります。

計画(P)に対して、行動(D)をやり切ることで、初めて、その結果を評価・検証(C)することが出来ます。

評価・検証(C)を経て、改善された行動(A)こそが、質の高い行動となります。

 

だからこそ、質を高めるには、まずは、行動することだと考えています。

 

マネジメント「PDCAサイクル」

 

 

|現状維持バイアス

 

VUCA

しかしながら、理屈ではなく、「どーせ無理」、「今までのやり方を変えたくない」、「とにかく現状のままがいい」と抵抗する人もいます。

 

この「現状を現状のまま維持したいと思う無意識の欲求」を「現状維持バイアス」と呼び、強弱の違いこそあれ、誰にでもあるのだそうです。(絶対達成バイブル・横山信弘 著より

 

同じような促しの言葉に「茹でガエル」理論があります。

「カエルをいきなり熱湯に入れると慌てて飛び出して逃げるが、水から入れてじわじわと温度を上げていくと温度変化に気づかずに茹で上がって死んでしまう。」

居心地の良いぬるま湯のような状態に慣れきってしまうと、変化に気づけずに致命傷を負ってしまうというビジネス上の教訓です。

 

正に現代は、VUCA環境と表現されたりもする通り、変動性(Volatility)、不確実性(Uncertainty)、複雑性(Complexity)、曖昧性(mbiguity)な経営環境にあります。

その経営環境下で、掲げた目標を達成することを「あたりまえ」に行動できる組織づくりを望むのであれば、この「現状維持バイアス」は絶対に排除し「茹でガエル」にならないようにしなければなりません。

 

環境変化への対応力

 

 

|インサイド要因とアウトサイド要因

 

環境特に強い「現状維持バイアス」が掛かっている人の要因は、インサイドとアウトサイドのそれぞれにあると思います。

 

「インサイド」とは、つまり「自分自身」の中のことです。

多くの人は自分の都合の良いように物事を見て、良し悪しを判断しています。

この考えでは、行動しない理由を常に環境へ責任転嫁してしまいます。

行動しないのは自分の弱さに問題があることを受け入れ、まずは行動してみることが大切です。

 

「アウトサイド」とは「組織環境」である「場」のことです。

自社の置かれた経営環境も理解しないまま、行動しないことが許される組織環境なのであれば、結局、そこに置かれた人間も「現状維持バイアス」に流され行動しなくなります。

逆に周囲が目標を達成することを「あたりまえ」に行動しているのであれば、自ずと自分自身も、それが「あたりまえ」になります。

 

そのような「場づくり」が大切です。

 

ニューロロジカルレベル

▲ニューロ・ロジカルレベル

つまり、目標を達成することを「あたりまえ」に行動できるようにするには、「インサイド」と「アウトサイド」の両面から人の意識に影響を与えて変えて行く必要があると考えております。

 

人の意識には、「ニューロ・ロジカルレベル」と呼ばれる階層があると言われています。

この考え方に則って、ベンカンでは、「インパクト」の強い上層から下層に対するトップダウンを節目節目や要所要所でポイントを絞って行っております。

 

対してインパクトの弱い下層から上層に対する部下力ともいえるボトムアップは、とにかく「回数」を重ねて、地道に場をつくる取り組みをしています。

 

このトップダウンの「インパクト」とボトムアップの「回数」を実行することによって、組織に「現状維持バイアス」が蔓延ることのない様に努めております。

組織環境が旧態依然の体質で、経営環境の変化に置いて行かれることのない様に、「知恵と勇気を持って 変化にチャレンジしょう!」と思います。

 

マネジメント「部下力」

 

 

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  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook  取締役 最高執行責任者(COO) 兼 執行本部 本部長

 

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