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コラム

ウサギとカメ

  • 2020.03.20

|ウサギとカメ

 

能力とは、持ちえたスキルではなく、それを意識して発揮することです。

 

イソップ寓話やラ・フォンテーヌが書いた寓話詩にも所収されており、日本では、童謡にもなっているのが「ウサギとカメ」です。

 

「もしもし カメよ カメさんよ 世界の内に おまえほど 歩みの のろい 者はない どうして そんなに のろいのか」
「なんと おっしゃる うさぎさん そんなら おまえと 駆け比べ 向こうの 小山の 麓まで どっちが 先に 駆け着くか」

 

ご存知の通り、物語では、圧倒的に足が速いはずのウサギがカメに負けてしまいます。

ウサギですが、自分の足の速さを過信して、途中で一眠りしたまま、寝過ごしてしまい、カメに抜かれてしまうのです。

結果的に足の遅いはずのカメが、その歩みを止めなかったことにより勝つ訳です。

 

この物語では、負けたウサギからは謙虚になることの大切さを、勝ったカメからは努力し続けることの大切さを伝えたかったのだと思います。

 

能力の差は、意識の差。

 

 

|働かないオジサン

 

昨今、企業で問題になっているのが「働かないオジサン」問題です。

本来、スキルの高いはずのベテランが、そのスキルを発揮できていないのです。

 

そこには、スキルを発揮できる適正な業務に人材登用できていない会社側の責任もあります。

加えて、ベテランであるが故の、驕りともいえる現状維持バイアスが、それを妨げているとも考えられます。

現状維持バイアスとは、現状を現状のまま維持したいと思う無意識の欲求です。

 

しかし、とりまく環境は日々、劇的に変わっています。

過去の正解が、必ずしも、現代や将来において正解とは限らないのです。

 

それでも、現状維持バイアスを外せないままであると、結果的に「働かないオジサン」というレッテルを貼られてしまいます。

 

現状維持バイアス

 

 

|自己観照

 

2015年、第8回 ラグビーワールドカップが20ヶ国が参加して、イングランドで開催されました。

優勝はニュージーランド、準優勝はオーストラリア、3位は南アフリカ共和国でした。

日本は、失礼ながらラグビー小国であり、本大会も予選敗退でした。

 

ところが、その予選で、日本は、3位となった南アフリカに勝っているのです。

この勝ちを奇跡と表現される方がいますが、それは大きな誤解でしかないと思います。

 

なぜなら、それを裏付けるように、2019年に日本で開催された第9回 ラグビーワールドカップでは、ベスト8まで進むことで、ラグビーブームを巻き起こしています。

 

日本が躍進した理由は何かです。

2015年当時の代表ヘッドコーチは、負けるのが当たり前だった過去にフォーカスするのではなく、ラグビーワールドカップで勝つという未来に向けて取り組んだからと語っています。

 

まずは、冷静に成果を出せていない自分を認め、視野を広げた大きな目標を目指して努力することが勝つための成長なのかと思います。

そのためにも、まずは、謙虚になって自己観察することが大切だったのだと思います。

 

しかし、誤解してならないのは、謙虚になることは、遜ることではありません。

負けてばかりだと、ドメスティック(内向き)な価値観から、負け癖がついてしまい、勝つことに意識を切り替えられない人もいるかもしれません。

また、目標とも言えない目先のことを目指すことで、自己満足してしまう人もいるかもしれません。

 

この自分で勝手につくってしまった限界である現状維持バイアスを破ることが大切なのだと思います。

 

コミュニケーション「自己観照」

 

 

|環境変化への対応力

 

実は、「ウサギとカメ」には「負けウサギ」という続きの物語があるようです。

 

のろまなカメに負けてしまったウサギは、仲間たちから恥晒しと罵られ、村を追われてしまいます。

しかし、オオカミが、自分が住んでいた村のウサギ達を狙っていることを知ります。

そこで、知恵を使ってオオカミを撃退して、村の仲間からの信頼を取り戻すという内容です。

 

確かに勝負は、勝つか負けるかです。

 

しかし、一度、決着がついてしまったことを後悔しても始まりません。

ならば、新たな自分の立ち位置を考え直し、新しい勝負に挑むべきです。

 

失敗しても、何度も何度も諦めずに、PDCAサイクルを回し続けることで、何れ、その時の勝利を手にすることが出来る、どんなに年をとっても成長し続けられるはずです。

 

足が遅いならば、足が速くなる努力を諦めずに続ける必要があります。

また、足が速くなったからといって、決して驕らず、謙虚になって努力し続けることが大切なのだと思います。

 

環境変化への対応力

 

 

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  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook  取締役 最高執行責任者(COO) 兼 執行本部 本部長

 

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