MENU

  • Facebook
  • Twitter

コラム

組織論「ファーストペンギン」

  • 2015.03.20

|組織とは・・・

 

組織とは、「意識的に調整された2人またはそれ以上の人々の活動や諸力のシステムである。」と定義したのは、アメリカの経済学者であるチェスターバーナードです。

 

人は、社会やコミュニティ、または個人の特定ニーズを満たす上で、一人で成し遂げることができることには限界があるために、何らかの組織を形成します。

そして、それぞれの組織は、それぞれ特有の目的を果たすために、社会の中で様々な活動を繰り広げます。

翻せば、その組織の中に、その組織の目的を果たす上で障害になるような存在、あいは、その存在を容認してしまう組織は、いずれ組織として機能しなくなってしまうといえます。

 

故に、バナードは、組織が、その目的を果たすための三要素を提唱しています。

それは、参画する個々が、①目的を共有していること(組織目的)、その②目的達成に貢献する意欲を持っていること(貢献意欲)、そのために常に適正な③コミュニケーションが取れていること(情報共有)です。

 

マネジメント「組織の三要素」

 

 

|ファーストペンンギン

 

この生態は、何も人に限ったものではありません。

例えば、弱肉強食の野生動物の世界でも同様です。

草食動物であれば、肉食動物から自分たちの身を守ろうと、その弱さを補うために集団で行動します。

対して肉食動物も、食料の確保のために、少集団で役割分担をして獲物を襲ったりしています。

 

南極などに生息するペンギンは、身を守るために群れて行動しています。

海の中にいる獲物を求め、海岸へ移動する際も群れです。

しかし、安易に海に飛び込もうとはしません。

なぜなら、海の中には獲物だけではなく、シャチなどの天敵もいるからです。

 

しかし、いずれ、1匹のペンギンが飛び込みます。

残った他のペンギンたちは、その動向を見守り、無事に獲物を得て戻ることを確認すると、一斉に海に飛び込むのだそうです。

 

この1匹目のペンギンを「ファーストペンギン」と呼ぶのだそうです。

 

 

|262の法則

 

10年前に、このペンギンの習性を初めて知った時、「ファーストペンギン」を〝バカなヤツ〟、そして、他のペンギンを〝ズルいヤツら〟と思いました。

 

しかし、ウェザーニューズの創業者である故・石橋博良氏の言葉からパラダイム(モノの見方)を変えることができました。

それは、群れを守るために、命を投げ出す「ファーストペンギン」の存在が、どうしても欠かせないと言う事実です。

そして、それは、企業組織にも通ずると言う事実です。

 

しかし、悲観的になる必要はありません。

企業組織であっても、「ファーストペンギン」は、必要だと思いますが、決して1人ではないと思うからです。

 

組織論の「2・6・2の法則」です。

組織の成員は、「志の高い2割の人材」、「一般的な普通の6割の人材」、「まだまだスキル不足の2割の人材」で構成されつとした考え方です。

 

つまり、組織の2割は、目的を達成するための志が高く、「ファーストペンギン」と共に海に飛び込むはずだからです。

そして、その姿を見た6割の中から、新たな仲間たちが飛び込んでくれるはずです。

 

実際、「ファーストペンギン」が飛び込む条件は、「信頼する仲間が周りにいる。仲間が自分を見てくれている。」と思えることなのだとする説もあるそうです。

それを信じ、「ファーストペンギン」であり続けたい、そして、「ファーストペンギン」を育成して行きたいと思います。

 

組織論「ジンザイ」

 

t-wagatsuma

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook 取締役 執行本部 本部長 兼 最高執行責任者(COO)

 

皆様の声


最新の記事一覧

サイト内検索

月別アーカイブ

タグ

PAGETOP

Contact

ステンレス配管に関するご質問・ご相談・ご要望などがありましたらお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ