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コラム

セレンディピティ

  • 2020.03.03

|努力と運の違い

 

良く自分は運が悪いと嘆く人を見かけます。

しかし、すべき努力もせずに悪い結果を運に委ねるのはどうかと思います。

世の中に運がないとは言いませんが、前提は農場の法則であるはずです。

 

農場には、即効性のある解決策など存在しません。

種を蒔き、 肥料を与え、水をやり、成長を支え、そして収穫します。

種を蒔かずして、決して収穫することはできません。

 

さらに、どんなに努力したからと言って、台風などの不可抗力により、収穫が叶わない可能性だってあります。

ここが運なのかもしれません。

 

プロ野球の故・野村克也氏が監督時代に使った、剣豪の言葉にもつながるかと思います。

「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」松浦静山

 

農場の法則

 

|セレンディピティ

 

以前、脳科学者の茂木健一郎さんが「偶然の幸運との出会いに気づく能力」のことを「セレンディピティ(serendipity)」として紹介されていました。

この「セレンディピティ」ですが、元々は、科学者の中では多様化されていた言葉とのことです。

 

私が初めて私が耳にしたのは、2010年にノーベル化学賞を受賞された鈴木章さんのコメントからでした。

『「セレンディピティ」とは研究上、幸運に恵まれるかどうかということで、幸運に巡り会う機会はあっても、それを生かすかどうか、その対応の仕方が肝心。』

 

その事例として有名なのが、ニュートンとリンゴのエピソードです。

ニュートンは、普通の人ならやり過ごしてしまいそうな家の庭でリンゴが落ちる光景を見て、「万有引力の法則」のヒントを得たと言われています。

 

また、ノーベル賞の創設者であるアルフレッド・ノーベルも具現者の一人です。

ノーベルは不安定な液体爆弾を安定化させようと研究中に、保存容器に穴があいて、そこから漏れた液体爆弾が固まっているのに気づきます。

その偶然を見逃すことなく、調べてみると容器の周囲にあった珪藻土が安定剤として機能していたことに気付き、ここから、ダイナマイトの製造法を見出しました。

 

 

|幸運とは何か・・・

 

おそらくですが、人は誰にでも平等に幸運に巡り会える権利を持っているのだと思います。

それを前提に運が良い人と運が悪い人との違いは何かです。

 

何かの研究をしているのであれば、新しいものを発見しようとする探求心が大切なのだと思います。

 

そして、そのために時間や回数を重ね、創意工夫した試行錯誤の行動が大切なのだと思います。

さらに目の前に現れた幸運に気づくことができる観察力が大切なのだと思います。

それで得られるのが、「セレンディピティ」であり、それを、どう活かすことができるかで価値が変わってくるのだと思います。

 

新しいことなんて、専門的に研究していても、簡単に探し出せるものではありません。

普段から、「セレンディピティ」を意識して磨き、発揮する機会を多く持つことで、可能性が高まると言うことですね。

正に能力の差は、意識の差のではないでしょうか。

 

ベンカンでは、お客様でも気付かないような潜在的なニーズを探り、その解決方法を具現化させることで、新しい価値を創造しようとする取り組みを推進しています。

私たち「ベンカン」は、この「セレンディピティ」が社内の文化となることを目指しております。

 

能力の差は、意識の差。

 

 

t-wagatsuma

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook 取締役 最高執行責任者(COO) 兼 執行本部 本部長

 

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