MENU

  • Facebook
  • Twitter

コラム

偶有性(ぐうゆうせい)

  • 2011.12.20

|自己啓発

 

組織に理念があるように、人にも理念であり、あり方、あるべき姿が存在するのかと思います。

 

ただ、人が作り出す組織に対して、人には持って生まれた特性があります。

よって、その特性を理解した上で、自分のあるべき姿を描く必要があります。

 

ところが、実は、私たち人こそが、その特性を理解し切れていないのも事実です。

故に、脳科学や心理学などが、活発に研究されているのかと思います。

様々な研究結果もありますし、それを実生活に落とし込んだ理論も、多数、出回っています。

もちろん、その全てを鵜呑みにしては良いものとは言えません。

 

しかしながら実務と照らし合わせつつ、本を読んだり、研修を受講したり、講演会を聴いたりなど、自分自身をより高い段階に高めようとする自己啓発は重要ではないかと考えます。

 

「世の中には、必ず不確実な部分が存在し、確実な部分と混在している」

この話を聴いたのは、もう、数年前の、あるシンポジウムで聴いた茂木健一郎氏の講演です。

茂木氏と言えば、脳科学者で、様々なテレビ番組への出演も多く、人間行動と脳との因果関係を独特の語り口調で紐解いてくれることで人気の方です。

 

 

|偶有性

 

偶有性一般的に楽観的なモノの考え方をする楽天家は、信用され難い傾向にあるかと思います。

しかし、人間の脳とは、元々は、楽観的にモノ事を考えるように出来ているらしいです。

 

確かに、モノ事を悲観的にばかり考えていたら、「うつ」の状態になってしまいます。

かと言って、何でも、楽観的にばかり考えていたら、モノ事は成り立たないと思います。

 

「確実な部分」と「不確実な部分」の均衡で成り立っていることを脳科学では、「偶有性(ぐうゆうせい)」と言うのだそうです。

 

そのロジックですが、人間の脳には、 原理・原則と言う「確実な部分」があるからこそ、「不確実な部分」に対応できる。

つまり、より多くの「確実な部分」を持つことができれば、それ相当の「不確実な部分」=「柔軟な発想力」を持つことが出来るのだと言います。

 

「自分の中の確実なものを磨き、不確実なものに挑むことを楽しめば、そこから未来は開かれる。」 (茂木健一郎)

 

 

|基本の重要性

 

私也の解釈になりますが、「自分の中の確実なもの」とは、「基本」と言えるのではないかと思います。

 

逆に基本の出来ていない自分の中に、聞き齧り的な不確実な応用を詰め込んだらどうなるのかです。

確かに、一時的には上手く行くこともあろうかと思います。

 

しかしながら、環境変化の著しい現代において、その応用が通じなくなった場合にどうするのかです。

基本がしっかりしていれば、一旦、そこに立ち返り、仕切り直すことが出来るかと思います。

ところが、立ち返るべき基本がない場合は、バランスを失い、崩壊してしまう可能性すら感じます。

 

武道などで、よく用いられる言葉に、守破離があります。

 

「守(しゅ)」とは、最初に基本を覚えることが大切であること。

「破(は)」とは、覚えた基本を応用して工夫すること。

「離(り)」とは、これまで学んだ基本と応用から、独自の形に発展させること。

 

基本がしっかりとしていればこそ、不確実なものである新しい未知の物事への挑戦ができる。

そして、その未知への挑戦を楽しむこともできるのだと思えました。

 

守破離(しゅ・は・り)

 

 

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook   代表取締役社長

 

皆様の声


最新の記事一覧

サイト内検索

月別アーカイブ

タグ

PAGETOP

Contact

ステンレス配管に関するご質問・ご相談・ご要望などがありましたらお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ