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コラム

組織論「セクショナリズム・エゴイズム」

  • 2019.07.22

|組織とは・・・

 

組織とは、「意識的に調整された2人またはそれ以上の人々の活動や諸力のシステムである。」と定義したのは、アメリカの経済学者であるチェスターバーナードです。

 

人は、社会やコミュニティ、または個人の特定ニーズを満たす上で、一人で成し遂げることができることには限界があるために、何らかの組織を形成します。

そして、それぞれの組織は、それぞれ特有の目的を果たすために、社会の中で様々な活動を繰り広げます。

 

翻せば、その組織の中に、その組織の目的を果たす上で障害になるような存在、あいは、その存在を容認してしまう組織は、いずれ組織として機能しなくなってしまうといえます。

 

故に、バナードは、組織が、その目的を果たすための三要素を提唱しています。

それは、参画する個々が、①目的を共有していること(組織目的)、その②目的達成に貢献する意欲を持っていること(貢献意欲)、そのために常に適正な③コミュニケーションが取れていること(情報共有)です。

 

マネジメント「組織の三要素」

 

 

|セクショナリズム・エゴイズム

 

組織の目標を果たす上で、それを妨げる思想が「セクショナリズム」であり「エゴイズム」であると言われています。

 

「セクショナリズム」とは、「組織における各部署が互いに協力し合うことなく、自分たちが保持する権利や利害にこだわり、他部署からの干渉を排除しようとする排他的考え方」のことです。

そして、それを部署レベルから個人レベルにしたのが「エゴイズム(利己主義)」です。

 

▲マザー・テレサ

それは、他部署や個人に対して、「関心を持たない(無関心型)」、「協力をしない(非協力型)」、「破壊的な批判をする(批判型)」、「排他しようとする(排他型)」などの行為として表れます。

 

組織における「セクショナリズム」、「エゴイズム」で最も問題なのが、無関心型と非協力型といえるのではないかと考えます。

 

「愛の反対派憎しみではなく無関心です。」

 

この言葉は、カトリック教会の聖人である、マザー・テレサの言葉として有名です。

 

同じ目的を果たすために、集った組織にあって、それぞれの活動に無関心であったり、非協力的なのだとすれば、それは烏合の衆でしかありません。

それでは、組織としての根本的な意義がなくなってしまします。

 

また、組織における「セクショナリズム」、「エゴイズム」において、他部署や他人を破壊的に攻撃するのが批判型と排他型です。

 

そもそも組織において、目的を達成するための障害や問題は必ずあると感がるべきです。

だからこそ、各部署、各人が協調して、各問題原因の解決に建設的に努めることで、目的の達成に近づかねばなりません。

しかし、批判型や排他型は、問題原因を他部署や他人に対してラジカル(極端でかつ過激)な反応してしまいます。

結果、組織が、組織として円滑に機能しなくなってしまいます。

 

組織では、その目的を果たすために、それぞれの部署や個人に使命や役割が分担されます。

分担したそれぞれが、その使命や役割を果たさないと、結果的に組織の目標が果たせないのです。

とんなに自部署や自分自身が成果を出しても、他部署や他社が成果を出さない限り、結果的に組織が成果を出せないという事実を理解すべきです。

 

コミュニケーション「ラジカル・フィードバック」

 

 

|健全な組織づくり

 

「人間関係の甘さじゃないか。こういうミスが許されているチームで、日本一になる可能性はないでしょう。

簡単に平気でミスをする人たちがいて、それを許し合う仲間がいて・・・そんな緩いチーム、勝つわけないだろう。

『ふざけんな!』って、なんで言えないんだ。

それは、その人の責任なんだと言えないまま、うやむやにしているチームが成功するわけないだろう。

それは、やっぱり、人と人の関係の甘さだろう。」

 

これは、多くの有力選手を育てあげたバレーボールの名門、下北沢成徳高校 バレーボール部 監督である小川良樹 氏がチーム論を語った時のものです。

 

バレーボールは、ミスをしない方が勝つとまでいわれる繊細な競技です。

そのミスに対しての考え方を諭されたのかと思います。

また、これは、同じく、バレーボールのある物語の一節です。

 

「チームっつうのは

頼もしく 時に煩わしく 力強い味方であり 重圧だ

自分がチームを向き チームも自分を向く

それができたら チームも自分もぶつかり合って 強くなれる」

 

同じ、それも高い目的を果たそうとするならば、尚のこと、決して互いに無関心ではならないということです。

また、その関係を穏便に収めようとして妥協していては、決して、目的を果たすことはできないと思います。

目的を実現するためには、互いにプレシャーを掛け合い、時には過激なぶつかり合いも必要なのだと思います。

もちろん、ぶつかり合いから、組織が崩壊してしまっては話になりません。

そこは、同じ目的の元、互いの役割を尊重し合って、協力し合うチームワークが大切なのだと思います。

 

組織論「チームワークの価値」

 

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  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook  取締役 最高執行責任者(COO)兼 執行本部 本部長

 

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