MENU

  • Facebook
  • Twitter

コラム

組織論「セクショナリズム・エゴイズム」

  • 2019.07.22

|組織とは・・・

 

諸説ありますが、組織とは、「意識的に調整された2人またはそれ以上の人々の活動や諸力のシステムである。」と定義したのは、アメリカの経済学者であるチェスターバーナードです。

 

人は、社会やコミュニティ、または個人の特定ニーズを満たす上で、一人で成し遂げることができることには限界があるために、何らかの組織を形成します。

そして、それぞれの組織は、それぞれ特有の目的を果たすために、社会の中で様々な活動を繰り広げます。

 

翻せば、その組織の中に、その組織の目的を果たす上で障害になるような存在、あいは、その存在を容認してしまう組織は、いずれ組織として機能しなくなってしまうといえます。

 

故に、バナードは、組織が、その目的を果たすための三要素を提唱しています。

それは、参画する個々が、①目的を共有していること(組織目的)、その②目的達成に貢献する意欲を持っていること(貢献意欲)、そのために常に適正な③コミュニケーションが取れていること(情報共有)です。

 

組織の三要素

 

 

|セクショナリズム・エゴイズム

 

組織の目標を果たす上で、それを妨げる思想が「セクショナリズム」であり「エゴイズム」であると言われています。

 

「セクショナリズム」とは、「組織における各部署が互いに協力し合うことなく、自分たちが保持する権利や利害にこだわり、他部署からの干渉を排除しようとする排他的考え方」のことです。

そして、それを部署レベルから個人レベルにしたのが「エゴイズム(利己主義)」です。

 

▲マザー・テレサ

それは、他部署や個人に対して、「関心を持たない(無関心型)」、「協力をしない(非協力型)」、「破壊的な批判をする(批判型)」、「排他しようとする(排他型)」などの行為として表れます。

 

組織における「セクショナリズム」、「エゴイズム」で最も問題なのが、無関心型と非協力型といえるのではないかと考えます。

 

「愛の反対派憎しみではなく無関心です。」

 

この言葉は、カトリック教会の聖人である、マザー・テレサの言葉として有名です。

 

同じ目的を果たすために、集った組織にあって、それぞれの活動に無関心であったり、非協力的なのだとすれば、それは烏合の衆でしかありません。

それでは、組織としての根本的な意義がなくなってしまします。

 

また、組織における「セクショナリズム」、「エゴイズム」において、他部署や他人を破壊的に攻撃するのが批判型と排他型です。

 

そもそも組織において、目的を達成するための障害や問題は必ずあると感がるべきです。

だからこそ、各部署、各人が協調して、各問題原因の解決に建設的に努めることで、目的の達成に近づかねばなりません。

しかし、批判型や排他型は、問題原因を他部署や他人に対してラジカル(極端でかつ過激)な反応してしまいます。

結果、組織が、組織として円滑に機能しなくなってしまいます。

 

コミュニケーション「ラジカル・フィードバック」

 

組織では、その目的を果たすために、それぞれの部署や個人に使命や役割が分担されます。

分担したそれぞれが、その使命や役割を果たさないと、結果的に組織の目標が果たせないのです。

とんなに自部署や自分自身が成果を出しても、他部署や他社が成果を出さない限り、結果的に組織が成果を出せないという事実を理解すべきです。

 

 

|健全な組織づくり

 

「人間関係の甘さじゃないか。

こういうミスが許されているチームで、日本一になる可能性はないでしょう。

簡単に平気でミスをする人たちがいて、それを許し合う仲間がいて・・・

そんな緩いチーム、勝つわけないだろう。

『ふざけんな!』って、なんで言えないんだ。

それは、その人の責任なんだと言えないまま、うやむやにしているチームが成功するわけないだろう。

それは、やっぱり、人と人の関係の甘さだろう。」

 

これは、多くの有力選手を育てあげたバレーボールの名門、下北沢成徳高校 バレーボール部 監督である小川良樹 氏がチーム論を語った時のものです。

 

バレーボールは、ミスをしない方が勝つとまでいわれる繊細な競技です。

そのミスに対しての考え方を諭されたのかと思います。

また、これは、同じく、バレーボールのある物語の一節です。

 

「チームっつうのは

頼もしく 時に煩わしく 力強い味方であり 重圧だ

自分がチームを向き チームも自分を向く

それができたら チームも自分もぶつかり合って 強くなれる」

 

同じ、それも高い目的を果たそうとするならば、尚のこと、決して互いに無関心ではならないということです。

また、その関係を穏便に収めようとして妥協していては、決して、目的を果たすことはできないと思います。

目的を実現するためには、互いにプレシャーを掛け合い、時には過激なぶつかり合いも必要なのだと思います。

もちろん、ぶつかり合いから、組織が崩壊してしまっては話になりません。

そこは、同じ目的の元、互いの役割を尊重し合って、協力し合うチームワークが大切なのだと思います。

 

組織論「チームワークの価値」

 

 

21317420_889474737895519_2745838474918736262_n

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook 取締役 最高執行責任者(COO) 兼 執行本部 本部長

 

皆様の声 


最新の記事一覧

サイト内検索

月別アーカイブ

タグ

PAGETOP

Contact

ステンレス配管に関するご質問・ご相談・ご要望などがありましたらお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ