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コラム

コミュニケーション「ポジション・チェンジ」

  • 2018.12.07

|コミュニケーション

 

人が一人で成せる事には限界がある故に、組織の存在意義が高まります。

そのために、組織では、そこに属する一人一人が互いに円滑なコミュニケーションを取り、協力し合おうとする意志が欠かせません。

 

コミュニケーションを阻害する要因には、省略、歪曲、一般化があるとされます。

同じ組織の一員であるとは言え、それぞれの立場で、物事の見え方(パラダイム)、感じ方、考え方は違ってきます。

それを強引に押し付け合ってしまうとミスコミュニケーションを誘発させてしまいます。

 

翻せば、組織内の人間関係から省略、歪曲、一般化を排除できたらコミュニケーションが向上するとも言えます。

しかし、そこは、あくまでも機械ではなく、個々に異なる感情や価値観を持った人間だからこそ容易なことではありません。

故に様々なコミュニケーションに関わる多くの心理学や理論、手法などの研究が成されているのだとも言えます。

 

コミュニケーション

 

|ポジション

 

ポジション(position)とは、一般的には、何らかを総体的に捉えた場合の位置や役割を表現するものです。

 

「地図は土地ではない(The map is NOT the territory.)」という言葉があります。

地図とは、現実の土地を基にして、人それぞれが様々な目的合わせて作成されます。

つまり、現実である土地に対して、地図とは、個人の置かれたポジションによって変わる物事の見え方、感じ方、考え方を意味します。

 

例えば、人は誰でも最初は子供です。

反抗期にもなると「大人は、子供の気持ちなんて分かってくれない」と親に迷惑ばかりかけてしまう・・・

ところが、そんな人も成長して大人になって子供を持つようになります。

ポジションが子供から親に変わった状態です。

すると、当時の親の気持ちが分かったりするものです。

 

仕事で言えば、営業には営業の主張があって論拠があります。

対して、工場にも工場なりの主張も論拠があるはずです。

主張することは、組織の活性化のために必要な行為です。

しかし、それが互いに互いの主張を受け入れない平行線のままのようだと、コミュニケーションは向上しません。

 

 

|相手の立場になって考える

 

幼い頃に喧嘩などをした際に仲裁に入った先生に、友達と仲良くなるには「相手の立場になって考えることが大切」だと教わりました。

それを体感する手法の一つがポジション・チェンジです。

それは、自分の位置や相手の位置、第三者の位置など立ち位置を変える事によって、物事の見え方や感じ方の変化を体感することです。

 

例えば、ポジションには、大きく3つあります。

自分の視点(第1のポジション)、相手の視点(第2のポジション)、第三者の視点(第3のポジション)です。

 

まず、第1のポジションにいる自分が自分の視点で、第2のポジションにいる相手に自分の主張を投げかけたとします。

その際、第2のポジションにいる相手の立場になって、自分に対して何を感じるのかを考えてみます。

また、頭の中だけで想像するだけでなく、自分と相手が椅子に座って向かい合い会話したり、相手の立場に共感し易くするために場所を変わったりする手法もあります。

実際に相手の立場に立って物事を見たり、聴いたりするため、想像していたこととは全く違う視点に気付く事が出来ることもあります。

 

その上で、今度は、客観的な立場にある第3のポジション(第三者の視点)の人に意見を聴いてみます。

勿論、自分や相手も第3のポジション(第三者の視点)に移動して、その立場で考え、意見してみることも大切です。

 

一般的な人間の思考として、コミュニケーションがうまく行かない場合、問題は自分にあるのではなく、相手にあると考えがちです。

しかし、それを相手ではなく、自分にあると捉える。

そんなパラダイム・チャンジをすることで、コミュニケーションが良好になることも少なくありません。

後から振り返ってみて、お互いに誤解し合っていたと笑い話になるかもしれません。

コミュニケーション「インサイド・アウト」

このポジション・チェンジは、相手への理解を深め、ミスコミュニケーションの問題解決の糸口を見つけることができる効果的な手法となるかもしれません。

ベンカンにおいても、コミュニケーション向上の取り組みとして教育に取り入れてみたいと思います。

 

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我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook 取締役 最高執行責任者(COO) 兼 執行本部 本部長

 

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