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コラム

組織論「チームワークの価値」

  • 2015.04.13

団体戦2

私は、学生時代、ある競技の選手でした。

 

中学2年生の春の県総合体育大会地区予選の団体戦。

各校5人の代表選手が個々に戦い、その勝者の数で勝敗を決します。

 

私の入学と同時に赴任した顧問の先生は指導に長けた方でしたが、時間が足りませんでした。

 

どう見ても、予選リーグを通過する実力は、私達にはありません。

それどころか、その予選リーグでは、優勝候補筆頭の強豪校と対戦しなければなりませんでした。

 

正直、選手達だけではなく、大会会場の誰もが、0対5で私達が敗れるものと思っていたはずです。

事実、この強豪校は、この大会の決勝戦を5対0で制して優勝しました。

 

強豪校との対戦は、案の定、1人目、2人目とも簡単に敗れ、0対2のスコアで私の出番となりました。

 

ところが・・・

 

団体戦3私が勝ってしまったのです。

強豪校の3年生のポイントゲッターに、弱小校の2年生が勝ってしまったのですから、場内は、私の中学校が勝ったかの様な割れんばかりの歓声でした。

 

しかし、団体戦としては、1対4で敗れ、結局、決勝トーナメントに進むことは出来ませんでした。

 

そして、試合後、間もなく、私は、先生に呼び出されました。

 

誉められるかと思いましたが、逆に厳しく叱られました。

 

それは、勝った時に、私がガッツポーズをしてしまったからです。

先生には、「対戦相手がいるからこそ、成り立つ競技であって、その相手を前にガッツポーズをするのは礼に反している。」と言われました。

 

ただ、先生が本当に怒っていたのは、他でもありません。

私が自分が勝ったことで舞い上がって、団体戦の一員ではなく、自分のことだけを考え喜んでいた態度だったのです。

 

確かに舞い上がっていました。

高校野球

私の後に戦った2人の先輩達の試合は、自分の試合結果が嬉しくて興奮してしまい、それどころではありませんでした。

 

先輩達にとっては、中学最後の試合でした。

私がレギュラーになることで、試合に出ることが出来なかった先輩もいました。

とんでもないことをしてしまったと反省しました。

 

 

その後、主将である先輩から会場の影に呼び出されます。

何をされても仕方がないと覚悟しました。

 

団体戦1

先輩からは・・・

 

「お前が勝ってくれたことで、また、高校で頑張る気持ちになれた。ありがとう!」

そう、声を掛けていただいたのです。

 

・・・本当に嬉しかった。

そして、自分のことだけで喜んだ自分をあらためて恥じました。

 

 

 

団体戦とは、自分が勝っても、他の仲間が負けてしまえば勝てません。

逆に自分が負けても、他の仲間が勝ってくれれば勝利することもできます。

 

チームワーク

また、試合に限ったことではありません。

仲間がいなければ、質の高い練習も出来ないのです。

 

そう、決して一人で強くなることなどできないのです。

一緒に厳しい練習をした仲間達と共に戦うからこそ、気持ちがひとつになり、団体戦で勝利することが出来るのです。

 

・・・その時、私は、心から、チームワークの価値を痛感しました。

 

 

※その後の母校は、強豪校と呼ばれるまでとなり、4年後に県大会を制して全国大会に初出場しました。

 

t-wagatsuma

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook 取締役 最高執行責任者(COO) 兼 執行本部 本部長

 

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