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コラム

組織論「ジンザイ」

  • 2014.08.12

|組織とは・・・

 

諸説ありますが、組織とは、「意識的に調整された2人またはそれ以上の人々の活動や諸力のシステムである。」と定義したのは、アメリカの経済学者であるチェスターバーナードです。

 

人は、社会やコミュニティ、または個人の特定ニーズを満たす上で、一人で成し遂げることができることには限界があるために、何らかの組織を形成します。

そして、それぞれの組織は、それぞれ特有の目的を果たすために、社会の中で様々な活動を繰り広げます。

 

翻せば、その組織の中に、その組織の目的を果たす上で障害になるような存在、あいは、その存在を容認してしまう組織は、いずれ組織として機能しなくなってしまうといえます。

 

故に、バナードは、組織が、その目的を果たすための三要素を提唱しています。

それは、参画する個々が、①目的を共有していること(組織目的)、その②目的達成に貢献する意欲を持っていること(貢献意欲)、そのために常に適正な③コミュニケーションが取れていること(情報共有)です。

 

組織の三要素

 

 

|262の法則

 

ジンザイイタリアの経済学者、ヴィルフレド・パレートの学説に基づいている「80対20の法則(パレートの法則)」があります。

「成果の8割は、活動の2割から産み出されている。」

実際、ベンカンの配管継手製品においても、90エルボ、45エルボ、チーズや様々な形状のアダプターなど様々なアイテムがラインナップされています。

しかし、どのアイテムも均一に売り上げに貢献しているかと言えば、実際には、A品種と呼ばれる回転率の良いアイテムに偏っています。

 

それを組織を構成する成員に当てはめたのが、「262の法則」といえます。

「 262の法則」 とは、組織を構成する人材が、その特性によって、 「 20% 対 60% 対 20% 」 に分かれる傾向にあることです。

 

また、それを 「 ジンザイ 」 になぞらえて表現されたりもしています。

つまり、能動的に行動する20%が 「優れた人財」です。

そして、まだまだ、能動的ではないまでも指導を受けることで行動できる60%が 「惜しい人材」です。

さらに、行動したくともスキルが不足していたり、現状を現状のまま維持しようとして無意識に行動を拒んでしまう20%が「残念な人在」です。

 

自燃人「惜しい人材」ですが、表現が少々、悲観的ではありますが、所謂、大多数の一般的な人材を意味します。

社内では、その特性を次のようにまとめました。

● やるべきことはわかっているのに常に受け身

● 意見は持っているのに声が出せない

● 頑張っているつもりなのに成果が出ない

● スキルがあるのに発揮しない

● いい人なのに仕事は任せてもらえない

● チャンスはあるのにチャレンジしない

 

また、営業コンサルタントの横山信弘先生は、 「優れた人財」を自ら燃えることができる「自燃人」、「惜しい人材」を火を着けたら燃えることができる「可燃人」、「残念な人在」を火を着けても燃えない「不燃人」と面白い表現をされています。

正に、組織を活性化させる意味で、火拳のエースの如く、燃え上がる人財が求められているのだと思います。

 

マーケティング「パレートの法則」

 

 

|ジンザイ育成

 

この「262の法則」を知る以前は、組織を構成する成員のすべてを同じように育成しなければならない使命感の様なものを抱いていたことがありました。

しかし、現在は、人を診る視野を広げると共に、ジンザイ育成に希望と余裕が持てるようになり、人の成長を待つことを意識するようになりました。

 

例えば、「残念な人在」です。

その代表は、経験の浅い人材を意味します。

だからこそ、分からない、声が出ない、成果が出ない、発揮できない、仕事を任せてもらえない、チャンスがないのです。

しかし、この「残念な人在」を「惜しい人材」そして、「優れた人財」に育成して行かなければ、組織の将来もないということです。

故に、その様な機会づくりだけは怠らないようにしたいと思っています。

 

ところで、262の法則に属しない恐ろしい「 ジンザイ」もいます。

それは、燃えようとしている人達の火を消そうとしてしまう「消燃人」である「不要な人罪」 です。

ドリームキラーとも呼ばれる存在ですが、組織にとって「百害あって一利なし」の存在ですので、容認することなく抜本的な対策が必要になってくるかと思います。

 

また、今後は、IoT(Internet of Things)などのICT(情報伝達技術:Information and Communication Technology)や、AI(Artificial Intelligence:人工知能)の発展によって、定型的な仕事(マックジョブ)が減って行くと言われています。

そうなると、より、創造性の高い仕事(クリエイティブジョブ)に従事できる人材が求められて行きます。

 

組織とは、様々な「ジンザイ」の集まりなのだと割り切りつつも、ベンカンに籍を置く以上は、そのスローガンである「知恵と勇気を持って変化にチャレンジしよう!」を意識して、目的達成に貢献する意欲を持ったジンザイ育成のために価値観の共有に努めて参ります。

 

マネジメント

 

t-wagatsuma

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook 取締役 執行本部 本部長 兼 最高執行責任者(COO)

 

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