マインド「ビリーフチェンジ」
- 2012.12.05
|マインド
人は、知らず知らず、つまり無意識(深層心理)レベルで何らかの思い込み、あるいは信念、価値観を持っています。
これを「マインド」や「ビリーフ」と呼ばれています。
厳密にいえば「マインド」と「ビリーフ」に違いがあるのかもしれません。
しかし、ここでは、「ビリーフ」として取り上げます。
結果論と言われれば、それまでですが、成功者は成功者に相応しいポジティブな「ビリーフ」を持っています。
逆に、上手く行かない人は、それ相当のネガティブな「ビリーブ」を持ってるとされています。
ネガティブな「ビリーブ」ですが、成功の「制限となるビリーフ」であり、如何に成功を望んでも、それを持っている限りは、望まない現実を引き寄せてしまい目的を達成することは困難であると言えます。
しかしながら、頭(言語)で分かっていても、簡単にネガティブからポジティブへ変えられないのが「ビリーフ」であり、「現状維持バイアス」でもあります。
|ビリーフチェンジ
人生で手にする結果を決定づけるほど、「ビリーフ」は、大きな影響をもたらします。
しかしながら、頭(言語)で分かっていても、簡単にネガティブからポジティブへ変えられないのが「ビリーフ」でもあります。
それ故に望ましい結果を得ることを目的として取り組まれるのが、ネガティブからポジティブへの「ビリーフチェンジ」です。
「ビリーフチェンジ」には明確化された「肯定的な目的(理由)」が必要です。
なぜならば、マイナスの「ビリーフ」が不要であると認識して手放すためにも、自分の存在意義を明確にする必要があるからです。
さらには、別の「肯定的な目的(理由)」を満たすために、別の方法を考え、選択することも出来るようになります。
逆に「肯定的な目的(理由)」を明確に出来ない場合、一時的に「ビリーフチェンジ」できたように見えても、すぐに元のネガティブなビリーフに戻ってしまうことも少なくありません。
ここが「ビリーフチェンジ」が難しいとされるところでもあります。
また、「ビリーフチェンジ」ですが、マインドの捉え方だと「マインドセット」と呼ばれるかと思います。
|ビリーフチェンジするために
「ビリーフチェンジ」には、様々なテクニックがあるとされています。
しかし、必要なのは、明確化された「肯定的な目的(理由)」を明確にすることです。
そのために、最も尊敬する人物を観察(キャリブレーション)することや目標をあたかも達成した人物であるかのように立ち振る舞うことも有効とされています。
また、それらの取り組みを妨げることがないように、自己重要感(自己承認・アイデンティティー)を傷つけてしなうような環境を排除することも心がけるべきです。
そして、自分にプレッシャーをかけるだけではなく、時には、自分を褒めること、ご褒美を与えることも必要なようです。
結局、ビリーフチェンジで大切なのは、自分を信じることであると考えます。
そして、自分の人生が既に学び多い素晴らしいものだと確信することです。
それによって、新しいポジティブな「ビリーフ」こそが、本来の自分であり、進化する自分をイメージすることが大切です。
その様な、進化して、より強い影響力を持った自分が、どんな役割を果たして行くかを認めることが「ビリーブチェンジ」を成功させるものと思います。
我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) 代表取締役社長