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コラム

コミュニケーション

  • 2017.09.17
  • カテゴリ: 経営|Management

|コミュニケーションの必要性

 

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組織は社会における機関であり、社会やコミュニティー、個人のニーズを満たすために存在します。

企業の場合は、それらのニーズを満足させ、顧客を創造することが目的となります。

 

この企業の理想の組織モデルを「人体組織」とする考え方があります。

その目的は「環境に適応して生き残ること」です。

「人体組織」ですが、様々な機能を持った臓器で構成されています。

それらは、互いに「上下関係」ではなく、それぞれの役割による「共依存関係」で繋がっています。

仮に、なんらかの臓器が欠落した場合、その臓器だけの問題ではなく、他の臓器、場合によっては命に関わってきます。

 

これは、企業組織にも言えることです。

組織を構成する部署あるいは個人が、それぞれの機能を持ち、目的を達成するために「共依存関係」で繋がることが大切です。

その意味でも、組織には、コミュニケーション(communication)が絶対に必要となるのです。

 

あたりまえに使われる用語ですが、意外にも、その意味合いを正しく理解できていない人も少なくありません。

例えば、懇親会やサークル活動を通して、単に仲良くなることがコミュニケーションではないのです。

 

マネジメント

 

 

|コミュニケーションとは

 

コミュニケーションとは、社会学的には、社会組織の中で、それを形成する人間の間で行われる知覚、感情、思考の伝達と言えます。

また、心理学的には、自分自身との対話もコミュニケーションとも言えるようです。

 

つまり、優れたコミュニケーションとは、人間から人間に知覚、感情、思考などの情報が正確に伝わることと解釈されます。

 

組織では、優れた意見が必ず認められるとは限りません。

組織の中で自分の意見を認めてもらうには、良好なコミュニケーションが必要であり、それには、信頼関係(ラポール)を築くことが前提だからです。

そのために日頃から組織内での公務による立ち振る舞いや言動が信頼関係を左右します。

例えば、自分に要件のある時だけ接触するのではなく、普段から接触回数を増やすことで信頼関係が向上するといわれているのが「単純接触効果」です。

また、「インサイド・アウト」あるいは、「自己開示効果」と言って、懇親会やサークル活動など、私的な交流そのものはコミュニケーションではありませんが、前提となる信頼関係を築くためには絶好の機会となる訳です。

 

コミュニケーション「インサイド・アウト」

 

 

|コミュニケーションの阻害要因

 

対して、コミュニケーションを阻害する要因には、「省略」、「歪曲」、「一般化」があるとされます。

人間は、実際の体験を五感と呼ばれる視覚、聴覚、触覚・味覚・嗅覚から脳へ情報送り込みます。

この際に、全て体験を完全なる情報として網羅した情報を「深層構造」とします。

 

深層構造と表層構造 ミスコミュニケーション

 

しかし、人間は無意識に発信する情報にフィルターを掛けたり、受信する情報に掛けて、「表層構造」の情報にしてしまいます。

結果、ミスコミュニケーションを誘発させてしまいます。

更に、これがエスカレートするとミスコミュニケーションのモンスター化とも言える「ラジカルフィードバック」に陥ってしまう危険性もあります。

 

コミュニケーション「ラジカル・フィードバック」

 

 

|コミュニケーションの向上

 

「省略」、「歪曲」、「一般化」ですが、翻せば、組織内の人間関係から排除できたらコミュニケーションが向上するとも言えます。

しかし、そこは、あくまでも機械ではなく、個々に異なる感情や価値観を持った人間だからこそ容易なことではありません。

故に様々なコミュニケーションに関わる多くの心理学や理論、手法などの研究が成されているのだとも言えます。

 

まず、先述の「単純接触効果」と「自己開示効果」を狙った取り組みは第一歩と捉えるべきです。

実際に「メラビアンの法則」では、Eメールなどの「言葉(Verbal)」だけだと、7%しかコミュニケーションの条件が整わないとされています。

そして、電話などの言葉を用いた「会話(Vocal)」となれば、45%(7%+38%)整います。

さらに、「対面(Visual)」した「自己開示効果」、「単純接触効果」などの行動が伴う会話となって、やっと100%(45%+55%)のコミュニケーションが成立する可能性、条件が整うと言うと言われています。

 

コミュニケーション「メラビアンの法則」

 

コミュニケーションは、一人で生きることは不可能である人間にとって欠かせない行為です。

また、組織が成果を出すためには、必ず、優れたコミュニケーションが必要となります。

故に人間社会にとって、永遠の課題なのだと考えます。

 

 

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takehiko wagatsuma


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