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コラム

マネジメント「経営企画」

  • 2018.04.27
  • カテゴリ:

|経営とは

 

あらゆる組織が社会の機関であるといわれています。

 

企業も当然、組織ですので、企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)が重要視されています。

社会的責任とは、一般的に事業活動以外の分野において、企業が持続的な発展を目的として行う自主的取り組みと解されています。

企業の目的が営利であるとする取り方によっては軽視されかねない考え方でもあります。

 

経営学者のP・F・ドラッカー氏は、企業の目的は、顧客の創造であると示しています。

そのためには、社会的な責任を果たすことは重要であり、その上で社会やコミュニティ、個人のニーズを満足させる社会的な価値を高めることが必要となります。

翻せば、この社会的責任と社会的価値を有せない組織は、社会における存在意義がなくなってしまいます。

 

そのためにも、その価値観を組織で共有することが重要視されます。

 

つまり、企業を存続させるためにも、社会的な責任と価値を継続的に創造し、成長させることが経営であるといえます。

そして、その経営を司るのは、紛れもない経営者です。

 

CSR(企業の社会的責任)

 

 

|経営企画

 

企業が社会的責任を果たし、社会的価値を向上するためには、様々な取り組みが必要となります。

また、企業をとりまく環境は、VUCAと呼ばれるように変動的(Volatility)で不確実(Uncertainty)、複雑(Complexity)で曖昧(Ambiguity)です。

その様な如何なる環境下にあっても、経営者が、企業の社会的価値を高めるために、より正しい経営判断をするため、参謀的な役割を果たすのが経営企画の目的であると一般的にはいわれています。

具体的には、企業の経営戦略に基づく計画の立案と、その計画の実現に必要な経営資源(人・物・金・情報)を適正に配分することとなります。

 

その主管業務は、①中期経営計画・ビジョンの策定・管理、②単年度予算の編成・管理、③特命プロジェクトの推進などです。

 

①中期経営計画・ビジョンの策定・管理

中期経営計画とは、企業が中期的に目指す、あるべき姿と現状とのギャップを埋めるための計画です。

明確な定義はありませんが、日本の場合、3年で設定する企業が多い傾向にあります。

 

②単年度予算の編成・管理

中期計画から初年度をブレイクダウンさせて、予算の編成や管理は、より具体的に推進することになります。

 

③特命案件の推進

企業や規模にもよりますが、事業別であったり、役割別に部門が分けられます。

その様な中で、どの武門にも属しなかったり、複数の部門を横断するような特命案件が発生する場合があります。

その場合、経営企画の主導あるいは事務局になって推進する役割を担う場合があります。

 

その他、財務、人事、取締役会等の会議体事務局、新規事業推進、組織風土改革、CSR推進 等にも何らかの形で関与するなど、広範かつ多様な職務を担います。

 

 

|経営企画に求められるスキル

 

経営企画には、その業務内容からも経営・経理・財務は当然ながら、企画、マーケティング、プレゼンテーション、コミュニケーションなどの多岐に渡るスキルが必要となります。

また、コンセプチュアルスキルが重要とも言われています。

コンセプチュアルスキルとは、より上位のマネジャーになるほど求められる能力として、アメリカ・ハーバード大学の経営学者、ロバート・カッツ氏が提唱したもので、知識や情報を体系的に組み合わせ、物事の本質を捉えて概念化することができるスキルのことです。

     

    日本の企業における中期経営計画は、3年計画である場合が一般的であると前述しました。

    しかし、忘れてならないのが、中期がある以上、その先の長期経営計画の存在です。

    この長期視点を見失い既存の価値を高めるばかりの「知の深化」ばかりに偏るとコンピテンシー・トラップに陥るといわれます。

    コンピテンシー(competency)とは、「優れた業績・成果につながる行動特性」のことです。

    つまり、3年という目先の優れた業績・成果ばかりに経営が偏ることで、長期的な成長の可能性を摘んでしまうことです。

    中期計画を策定する際には、既存価値でビジネスの可能性を狭めず、多様な可能性を探求する「知の探索」も必要です。

     

    この「知の探索」と「知の深化」ですが、「虫の目」、「鳥の目」、「魚の目」と称されたりもしますが、とにかく経営企画には、思考を偏ることなく、バランスよく、ロジカルに思考するコンセプチュアルスキルが必要となります。

     

    企業によって経営企画に対する考え方は様々です。

    しかし、企業の価値にも大きく影響を与えるところと捉え、有効に機能させて行きたいと考えております。

     

    マネジメント「虫の目・鳥の目・魚の目」

     

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    takehiko wagatsuma


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