MENU

  • Facebook
  • Twitter

コラム

マーケティング「バリア・バリュー」

  • 2016.02.29

 

|マーケティングとは・・・

 

「マーケティング」ですが、未だに日本では、複雑に考えられており、市場調査のことだとか、営業だけのことだとか誤って捉えられている方々が少なくありません。

 

事実、JMA(財団法人日本マーケティング協会)では、次の様に定義しています。

「マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。(1990年)」

実に分かり難い表現であると思います。

 

対して、第一人者たちの言葉はシンプルです。

 

先出のP.F.ドラッカー氏は、「マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。」と示しています。

また、フィリップ・コトラー氏は、その著書である「コトラーのマーケティング・マネジメント ミレニアム版(2001年)」の中で、実にシンプルに「ニーズに応えて利益を上げること」と定義しています。

日本の代表としては、理央 周 氏が、その著書である「なぜか売れるの公式(2014年)」の中で、「自然に売れる仕組みをつくること」と定義されています。

 

マーケティング

 

 

|バリアバリュー

 

マーケティングのオフライン施策を中心とした情報誌「月刊イベントマーケティング」(発行元:MICE研究所)の最新版08号に興味深い記事が掲載されていました。

「今月のインタビュー」でご紹介されていたのが、ユニバーサルデザインのコンサルティング会社である株式会社ミライロの代表取締役社長 垣内俊哉 様の記事でした。[ダウンロード]

 

その中で、垣内社長様が提唱されていたのが、「バリアバリュー」という考え方でした。

 

「バリアフリーという言葉には、障がいを取り除こうとする、あるいはマイナスをゼロにと、障がいをマイナスと捉えるような印象があります。

私は、生まれつき骨が弱くて折れやすい骨形成不全症のため、車いす生活を送っていますが、106cm の視点だからこそ見える景色があり、気づけることがあります。

一見するとネガティブなものも捉え方を変えると価値になる。バリアバリューは、バリア(障がい)をバリュー(価値)に変えていこうという思いを表しています。」

 

 

|切り口を変える・・・

 

「バリア(Barrier)」とは、障がいの意味であり、どう考えてもネガティブな言葉です。

ところが、その後に続くのが、「バリュー(value)」、つまり、価値なのです。

 

実は、垣内社長 様 自身が、車いす生活を余儀なくされている中で、だからこそ、発想の切り口を変えて価値を見出そうとされています。

 

「価値の切り口を変えて、その価値を拡大(創造)すること」、そのものだと興奮してしまいました。

さらに垣内社長様は、高齢化もバリューに転化させようとされています。

 

発想の切り口を変える・・・価値観をシフトアップする・・・

と言うより、心の豊かさと、優しそうなお顔立ちからは想像できないパワーであり、感化させていただきました。

 

そもそもユニバーサルデザインと言う考え方は、1985年に提唱された概念であるとされています。

実に30年も前から提唱され、実際に官公庁や建築関連の団体などでも、良く耳にはするキーワードではあります。

しかし、どこか外的動機に感じられておりました。

ところが垣内社長様の内的動機からのムーブメントは、マーケティングに携わる者、全てに大きな刺激を与えてくれたのではないかと思います。

 

 

お知らせ:2018年2月5日(月)  JAPAN Venture Awards 2018にて、株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内様が最高位である経済産業大臣賞を受賞されました。

 

 

21317420_889474737895519_2745838474918736262_n

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook 取締役 最高執行責任者(COO) 兼 執行本部 本部長

 

皆様の声


最新の記事一覧

サイト内検索

月別アーカイブ

タグ

PAGETOP

Contact

ステンレス配管に関するご質問・ご相談・ご要望などがありましたらお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ