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コラム

規格の認定・認証

  • 2019.07.05

|標準化

 

事業が発展すると必ず必要となってくるのが、品質、性能、安全性、寸法、試験方法などの規格です。

 

規格(standards)とは、「標準化(standardization)」という共通のルール(取り決め)をまとめ、制定したものです。

その目的は、「自由に放置すると、多様化・複雑化・無秩序化してしまうモノや事柄について、少数化・単純化・秩序化し、統一する」こととなります。

 

まず、各企業は、社内標準化に取り組みます。

しかしながら、各企業がそれぞれの規格で取り組んでいては、その事業は企業の域から出ることが出来ず、市場自体も混乱して発展させることは困難です。

 

そこで、使用実績などを前提として、関係企業や業界などで標準化された規格を制定することとなります。(デファクトスタンダード)

そこから、一般的な普及が進んだり、社会情勢によって、例えば、日本であれば、JIS(日本産業規格)のように公の機関が標準化した規格の制定が必要となります。(デジュールスタンダード)

更に事業が国際的に発展しようとすると、今度は、諸国間の規格の標準化が重要視されることとなります。

それが、ISO(国際標準化機構:International Organization for Standardization)規格などとなります。

 

ベンカン製品あるいは製造事業所は、その用途により様々な規格の認定・認証を受けております。

 

本格稼働「ベンカン・ベトナム」

 

 

|日本工業規格

 

jis規格 JP「JIS」とは、 Japanese Industrial Standards の略称であって、正式には、「日本工業規格」であり、日本の国家標準の一つとなります。

これは、公の機関である国家が消費者に対して示す品質保証基準であるかとも言えます。

 

ベンカン製品の中で対象となるのは、「SUパイプ/一般配管用ステンレス鋼鋼管(JIS G 3448)」、「JPジョイント(JIS K6770/JIS K6779/JIS K6788/JIS K6793)」となります。

 

その証である「JISマーク」は、「工業標準化法」と「JISマーク表示認証制度」に基づいて、認証を受けた製造事業者などが、適合製品に表示することができます。

 

また、表示する上で、「品質管理責任者」を置くことが要求されています。

この「品質管理責任者」 ですが、近年の製品品質に関わる事件・事故に鑑み、JISマーク製品の信頼性を確保するために、その役割が益々重要になってきています。

 

JIS品質管理責任者

 

 

|ステンレス協会規格

 

ステ協規格JIS規格は、広く一般に適用されるか、その置かれた社会情勢などによって規格化が検討されます。

 

対して、SAS(Stainless Steel Association Standard)とは、ステンレス協会が認定したステンレス協会規格(デファクトスタンダード)です。

 

ステンレス協会とは、ステンレス関連企業及び団体が協力し、ステンレス鋼製品の需要開発、技術向上、調査研究の充実等を図り、国際見地に立ったステンレス鋼産業の健全なる発展を期すると共に、わが国産業、経済、社会生活および国民生活の繁栄に寄与することを目的に組織された団体です。

 

ステンレス配管を普及させるためには、各企業の社内規格だけでは、市場自体も混乱して発展させることは困難です。

ステンレス協会規格は、ステンレス配管機材の品質安定・向上および製造・加工などの技術向上に寄与することを目的とした規格であり、国土交通省制定機械設備工事仕様書が準じて制定している公的な規格となります。

 

まず、性能基準規格として「一般配管用ステンレス鋼鋼管の管継手性能基準(SAS322)」が制定されており、それぞれ基準が満たされることで個別の認定番号が与えられます。

 

対象製品は、「モルコジョイント(SAS32203)」、「ダブルプレス(SAS32204)」、「BKジョイント(SAS32215)」、「EGジョイント(SAS32222)」となります。

 

ステンレス協会「SAS322認定制度」

 

 

|日本水道協会規格および第三者認証

 

ライフラインを担う配管として、最も重要視されるのが水道です。

安全で安定した水道水の供給のために公正・公平・透明性の基に検査を行っているのが、「公益社団法人日本水道協会」です。

 

水道事業体が管轄する範疇(一次側)に使用される水道機材においては、この「日本水道協会」の認定が必要となります。
対象製品は、モルコジョイント(JWWA G 116 水道用ステンレス鋼鋼管継手)とSUパイプ(JWWA G 115 水道用ステンレス鋼鋼管)となります。

 

加えて、最近では、規制緩和の影響もあって「日本水道協会」規格に準じた厚生労働省令品質認証登録(第三者認証)の水道事業への使用が認められております。

ベンカンは、モルコジョイント・ダブルプレス・JPジョイント(G-253:締め付け接合形継手)、CUプレス(G-254:締め付け接合形継手)、BKジョイント・EGジョイント(G-588:その他の接合形継手)、バルブ(G-605:開閉制御用弁)、SUSヘッダー(G-625:ねじ込み接合形継手)が日本水道協会品質認証センターの認証登録を受けております。

 

 

|日本銅センター規格

ステンレス配管の普及を目的としたステンレス協会があるように、銅配管にも「一般社団法人 日本銅センター(JCDA)」があります。

日本銅センター規格は、銅配管機材の品質安定・向上および製造・加工などの技術向上に寄与することを目的に国土交通省制定機械設備工事仕様書が準じて制定しています。

ベンカンの建築用銅管対応のメカニカルジョイントである「CUプレス」は、日本銅センター(JCDA)規格の認定 JCDA0004 を受けております。

 

 

|消防認定

 

ステンレス配管ですが、近年は、その重要性から消火配管、つまり、スプリンクラー配管に採用されることが多くなりました。

 

消防用設備等に用いられる消防用機器等には、技術上の基準に適合しているかを登録認定機関に審査、認定を受けなければなりません。

 

ベンカンでは、「一般財団法人日本消防設備安全センター」により、BKジョイント(PJ-229号)が認定を受けております。

 

消防用設備等 消火設備

 

それぞれの規格の要求事項には、寸法や形状、機械的強度などの性能が定められております。

これは、製品品質あるいは使用品質の標準化により、一定基準以上の性能が発揮できるようにすることを目的としています。

また、用途要求に対し、性能が満たされるものかを判断する基準として、これらの規格の取得状況もその判断材料の一つとなります。

つまり、公の機関が公正・平等に定めた保証基準とも言えます。

それ故に規格の取得には、製品の性能はもちろんのこと、生産体制・品質管理体制も厳しく審査されます。

また、取得時だけではなく、その後も定期的にその状況が維持管理されていることが審査されます。

今後もベンカンでは、お客様に満足をいただける製品を供給すべく、これらの規格の維持管理に努めてまいります。

 

click 規格の認定・認証

 

 

 

  木下 孝章(Takayuki Kinoshita) 品質保証部 部長

 

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