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コラム

JIS品質管理責任者

  • 2012.04.10
  • カテゴリ: 品質|Quality

|標準化の意義

 

現代は、VUCA環境とも例えられる様に、変動性(Volatility)、不確実性(Uncertainty)、複雑性(Complexity)、曖昧性(Ambiguity)が伴うといわれています。

それ故に、自由に放置することによって、多様化、複雑化、無秩序化してしまうモノやコトが存在することになります。

 

それでは、消費者にとっての利益確保を担保することは困難な状況になってしまいます。

また、生産者にとっても、開発や製造などの互換性の確保などが困難となり、量産化や生産の効率化、取引の単純化などの促進が阻害されます。

加えて社会的に見ても経済的、社会的、技術的な発展をも阻害しかねません。

 

そこで、次の様な意義によって、製品やサービスなどを標準化する必要性が出てきます。

 

①経済・社会活動の利便性の確保:互換性・インターフェースの整合性の確保

②生産の効率化:品種削減を通じての量産化等による生産効率の向上、品質の確保等

③公正性を確保:安心・安全の確保、消費者保護等

④正確な情報の伝達・相互理解の促進

⑤環境の保全等:省エネ、リサイクル等

⑥安全や健康の保持:健康、高齢者、障がい者への配慮等

⑦技術進歩の促進:研究開発による成果の普及等

⑧企業の競争力の強化

⑨貿易の促進

その他、それぞれの観点から、技術文書として国レベルの「規格」を制定し、 これを全国的に「統一」又は「単純化」することであると言えます。

また、一般的に「標準(=規格)」は任意のものですが、法規などに引用された場合は強制力を持つもとになります。

 

環境変化への対応力

 

|日本産業規格

 

日本の産業製品に関する国家標準が「日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)」です。

一口に、「日本産業規格」といっても、自動車や電化製品などの産業製品生産に関するものから、文字コードやプログラムコードといった情報処理、サービスに関する規格など様々です。

また、従来は、「日本工業規格」と称されておりましたが、2019年(令和元年)7月1日の「工業標準化法」から「産業標準化法」への法改正によってと名称が変更になりました。

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ベンカン製品は、その用途により様々な規格の認定・認証を受けておりますが、その中で「日本産業規格」の対象となるのは、「SUパイプ(JIS G 3448)」と「JPジョイント(JIS K6770/JIS K6779/JIS K6788)」となります。

 

その証である「JIS(日本産業規格)マーク」は、「産業標準化法」と「JISマーク表示認証制度」に基づいて、認証を受けた製造事業者などが、適合製品に表示することができます。

 

しかしながら、近年の製品品質に関わる事件・事故に鑑み、「JIS(日本産業規格)マーク」製品の信頼性の確保が重要視されております。

そのため各表示者には品質管理責任者を置くことが義務づけられ、その役割が益々重要になってき ております。

 

 

 

|JIS品質管理責任者

 

img_8907国により登録された民間の第三者機関(登録認証機関)で構成された「JIS登録認証機関協議会(JISCBA)」では、「JIS(日本産業規格)マーク」製品の信頼性の確保するために 「品質管理責任者を養成するための講習会基準」と「品質管理責任者力量維持・向上のための講習会基準」を制定しております。

 

例えば、「JIS登録認証機関協議会」の一つである「一般財団法人 日本規格協会」が主催する「品質管理検定(QC検定)」は、当該者が、どの程度の品質管理に関する知識を有しているかの評価を客観的に行うものです。

 

各企業における業務内容と品質管理、改善を実施するレベル、そしてその管理・改善をするためにどれくらいの知識が必要であるかにより四つの級が設定されています。

 

その知識レベルは、主に以下のとおりです。

 

1級:品質管理部門あるいは技術系部門のスタッフなど企業内において品質管理全般についての知識が要求される業務に携わる者(準一級含む)

2級:「QC七つ道具」などを使って品質に関わる問題を解決することを自らできることが求められる者。小集団活動などでリーダー的な役割を担っており、改善活動をリードしている者。

3級:「QC七つ道具」などの個別の手法を理解している者。小集団活動などでメンバーとして活動をしている者。

15390662_1869559643262892_4283626088545929879_n4級:これから企業で働こうとする者。人材派遣企業などに登録されている派遣社員の者。(大学生、高専生、高校生など)

 

この他にも、品質管理と標準化セミナーJIS品質管理責任者セミナー品質管理セミナー現場の管理と改善セミナーQCサークルセミナー実験計画法セミナー設備管理セミナー多変量解析法セミナーなどの多岐に渡る講習会が準備されております。

 

「JIS(日本産業規格)マーク」表示製品を製造しているベンカンにおいても、当然のことながら「品質管理責任者」を置いております。

また、その体制を強化する意味でも、品質保証・品質管理 関係者に資格取得とそのレベル向上を推進しております。

今後も、お客様に対して信頼をご提供させていただくために、製品の品質維持、向上に努めさせていただきます。

 

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