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コラム

マーケティング「SWOT分析」

  • 2018.12.18
  • カテゴリ: マーケティング|Marketing

|環境分析

 

企業の事業の動向に影響を与える様々な要因が環境です。

それ故に事業の成長戦略を推進する上では、内的環境である自社のプラス要因(強み)やマイナス要因(弱み)を把握し、外的環境であるビジネスチャンス(機会)や競合他社などからの脅威などの状況を把握するために「環境分析」が必要となります。

 

また、「環境分析」ですが、現状の分析だけではなく、将来的な分析も重要となります。

将来と現状の環境分析から、そのギャップを検証することで課題が見えてきます。

 

 

|SWOT分析

 

環境分析の手法の中で、活用度が高いとされているのが「SWOT分析」と呼ばれるフレームワークです。

SWOTとは、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、 Threat(脅威)から来るもので「スウォット」と発音します。

そのメリットは、一つのフレームワークで、「内部環境」と「外部環境」、「機会」と「脅威」をクロス分析することが可能であることです。

客観的に全体の状況を捉えることで、意識統一を図り易くなります。

 

また、現状と将来予測あるいは、あるべき姿のフレームワークを作成して比較することで、逆算思考で戦略を立案することが可能となります。

但し、SWOT分析だけで、全ての環境分析ができるとは決めつけてはなりません。

その他の環境分析手法である「PEST分析」、「3C分析」、「5つの力(Five Forces)」などと相互に連携させて分析することが重要となります。

 

環境を大きく外部環境と内部環境環境に分類できます。

外部環境をマクロ的に分析する代表的なフレームワークが「PEST分析」です。

「PEST分析」では、外部環境を 政治・法律関連(Politics)、経済的(Economic)、社会・文化的(Social)、技術的(Technology)の4つの要因に分けてマクロ分析します。

 

マーケティング「PEST分析」

 

対して、内部環境をミクロ的に分析する代表的なフレームワークが3Cです。

3Cとは、「Customer(市場・顧客)」、「Competitor(競合他社)」、「Company(自社)」を意味します。

外部環境である「市場・顧客」と「競合他社」に対して、内部環境である「自社」を同じフレームワークで分析します。

されに3C分析はミクロ分析ですので、マクロ分析のPEST分析と相互に連携でせて分析する訳です。

 

そして、それらの分析が「SWOT分析」を行う上での情報となる訳です。

 

 

|SWOT分析の手順

 

1.目的を明確にする

事業計画書のフォーマットの中には、定型的にSWOT分析が盛り込まれている場合があります。

しかし、立案すべき事業計画に具体的な方向性がないままSWOT分析しても、分析どころか方向性を見失いかねません。

具体的な成長戦略を掲げ、それを推進する上で、自社の実力を理解し、それを効果的に活かすための方策を練るのがSWOT分析となります。

 

2.ターゲット市場の選定

自社にとって最も魅力的な市場を見つけ出すために、様々な切り口により市場を細分化(セグメンテーション)する。

セグメンテーションされた市場の中から、最も魅力的なを選定(ターゲティング)します。

 

3.環境別に具体化する

目的とターゲットから外れないようにしながら内部環境として、強みと弱みを出し切ります。

また、その強みや弱みが外部環境の機会や脅威からどの様な影響を受けるのか、あるいは、どの様な影響を与えることができるのかを分析します。

ここでは、ブレインストーミングなどの手法を用いてより多くの考えを導き出すことも重要となります。

しかし、ただ事象を出しあっただけでは、分析も、戦略の立案も中途半端になってしまいます。

ブレインストーミング

 

4.クロスSWOT分析

 

SWOT分析から戦略立案に結びつけるために、クロス分析をします。

自社にとって、最も魅力的な市場は、最大の機会である「機会×強み」となります。

対して外部環境は、自社に都合良くなるとは限らず、最大の脅威である「脅威×弱み」では事業撤退などの方針を打ち出さねばならない場合もあります。

 

それらを分析するのが「クロスSWOT分析」です。

①機会×強み:積極的攻撃戦略

最大の機会であり、自社の強みを活かして優位に進められる事業戦略。

②脅威×強み:差別化戦略

自社の強みで脅威に打ち勝つ戦略。他社には脅威でも自社の強みで脅威を機会に変える戦略。切り口を変えた思考戦略。

③機会×弱み:段階的施策戦略

自社の弱みを改善して機会を取り込む戦略。

④脅威×弱み:専守防衛または撤退戦略

最大の脅威であり、最悪の事態を回避するための戦略。

 

最大の機会の市場を待っていても現れる確率が低いと考えるべきです。

ならば、引き寄せるために何をするかです。

長期的に考えたら自社の強みを拡大し、弱みを縮小させることになります。

しかし、マーケティングの観点から注目すべきは、脅威を機会に切り口を変える戦略だと考えます。

また戦略立案においては、ターゲット市場に対して何を訴求するのか自社の提案するポジションを明確に伝えることも重要となります。

曖昧なポジションは結局、曖昧なままターゲット市場で受け入れらなないことになりかねません。

マーケティング「バリア・バリュー」

 

4.戦略の具体化

ターゲット市場に対して自社のポジションを明確に伝えるための手法にマーケティングミックスを最適化させることがあります。

マーケティングミックスとは、4Pとも呼ばれ、「Product(製品戦略)」、「Price(価格戦略)」、「Place(チャネル戦略)」、「Promotion(プロモーション戦略)」で戦略を考えたものです。

注意すべきは、ミックスであると言うことです。

製品戦略には、価格・チャネル・プロモーションの要素が含まれます。

同じように価格戦略には、製品・チャネル・プロモーションと言うように、それぞれの戦略を複合的に練り合わせることで、具体的な戦略が確立されると考えるべきです。

そして、何度も「SWOT分析」を重ねることで、戦略の質を高めて行くことが可能となります。

 

 

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Takehiko Wagatsuma


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