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「NOVOPRESS社」様

  • 2018.03.19

|プレス式継手の歴史

 

プレス式継手とは、継手本体にパイプを適正位置まで差し込み、専用締付工具でプレスすることで均一かつ充分な強度と継手本体に装着されたゴムシール材により水密保持効果が得られるメカニカルジョイントです。

発祥であるヨーロッパでは、特に普及するメカニカルジョイントであり、多くのメーカーが存在します。

ベンカンも、ヨーロッパからの技術導入により、1975年に国内で初めてプレス式継手の「モルコジョイント」を自社生産により発売開始しております。

 

プレス式継手の歴史

 

|専用締付工具のパイオニア

 

プレス式継手において欠かせないのが、専用締付工具となります。

ベンカンは、継手メーカーとして、その強みに特化するために、専用締付工具の開発に関しては、オープンイノベーションを導入しております。

例えば、2017年6月より販売しております新型締付工具「BPN-16R型」は、「Novopress(ノボプレス)社」様が製造元となっております。

 

「Novopress社」様は、ドイツに拠点を置き2019年に創立50周年を迎える企業です。

実は、ドイツに限らず、ヨーロッパでは、プレス式継手のメーカーは多数存在し、非常に普及しています。

ドイツで開催される世界最大級の管工機材・設備総合展であるISH(International Trade Fair for Heating, Ventilation, Air-Conditioning, Sanitation & Home Comfort Systems)
出展割合からも、プレス式継手が占めるメカニカルジョイントの割合は、実に7割以上を占めます。※ヨーロッパにおけるステンレス配管のプレス式継手のシェアは20~30%

 

1970年代以降から普及が進み、現在では給水、給湯、空調配管だけではなく、消防配管やガス配管など用途も拡大されており、用途によって、管素材であればステンレス鋼、銅、炭素鋼などがあり、シール材も様々な材質のものがあります。

また、プレス式継手の普及に伴い、専用締付工具のメーカーも多数存在しています。

中でも、「Novopress社」様は、プレス式継手の専用締付工具を世界で初めて開発したパイオニア的な存在であり、世界的にも代表的な締付工具メーカーの一社です。

 

 

 

 

|専用締付工具の進化

 

約50年の歴史があるプレス式継手ですが、その間、各メーカーが改良を重ね様々な形で進化しています。

また、どんなに継手が進化しても、施工性の点では、専用締付工具の役割は非常に大きなものとなります。

実際に、「モルコジョイント」や「ダブルプレス」をユーザー様にご提案する中で、ご要望として多いのが、専用締付工具の[軽量化]、[コンパクト化]、[充電式]です。

「Novopress社」様とは、これらの課題を掲げ、新型の専用締付工具の開発に取り組ませていただきました。

その成果とも言える「BPN-16R型」は従来に比べて非常に軽量・コンパクトな工具となっており、販売開始以降お客様よりご好評をいただいております。

 

世界の専用締付工具のパイオニアである「Novopress社」様と、日本のメカニカルジョイントのパイオニアである「ベンカン」とのオープンイノベーションから生まれた「BPN-16R型」には、歴史の重みを感じて止みません。※専用締付工具の遍歴

今後も、ユーザーの皆様の声に傾聴させていただき 「Novopress社」様と共に「BPN-16R型」を改良するのと共に、更なる新型締付工具の開発にも取り組んで参ります。

 

Novopress GmbH & Co.KG
Scharnhorststr. 1 41460 Neuss Germany

 

 

  吉田 哲夫(Tetsuo Yoshida) 技術部 部長

 

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