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コラム

メカニカルジョイント シール材

  • 2016.12.16
  • カテゴリ: 技術|Technology
モルコ(横長)

▲モルコジョイント

ベンカンのメカニカルジョイントのシール材には、3種類のゴムを使用しています。

 

1975年に発売されてから、40年以上になる「モルコジョイント」には、当時から、「ブチルゴム(IIR)」が採用されております。

 

正式名称は、「イソブチレン・イソプレン・ゴム」といいます。

 

特性としては、耐侯性、耐オゾン性、電気絶縁性、耐コロナ性、耐トラッキング性、耐水性、低温域での柔軟性、衝撃吸収性などに優れています。

 

そして、「ブチルゴム(IIR)」を採用するに至った最大の特長は、天然ゴムや他の合成ゴムと比較して、空気中の酸素を通しにくい性質を備えていたからです。

 

ダブルプレス

結果的に配管の外部からの酸素の供給を抑えることで配管内の溶存酸素の量を減らすことが可能です。

 

これにより、配管内部で発生する錆を少しでも抑える事が可能です。

 

現在では、「モルコジョイント」に限らず、「ダブルプレス」「CUプレス」「JPジョイント」などのプレス式継手全般に採用しております。

 

 

◀ ダブルプレス セーフティー凹凸リング(セーフティ凹凸リングは、プレス作業をし忘れた不適合施工に対して、水圧試験時に漏れを起こし、異常が発見できます。)

 

 

 

 

拡管式継手の「BKジョイント」には、「フッ素ゴム」が採用されております。

 

BKジョイント(横長)

▲BKジョイント

よくフライパンなどで耳にする「テフロン」は、デュポン社のフッ素樹脂やその加工製品の商標です。

 

特性としては、耐熱性、耐油性、耐化学薬品性、耐炎性、耐候性、耐オゾン性など他のゴム材と比較しても非常に優れております。

 

「BKジョイント」は、プレス式と異なり袋ナットを締め付けることで、ゴムシール材を圧縮する構造であることと、比較的高温の領域で使用される事が多いなどの使用環境を考慮して、一般品にも「フッ素ゴム(FKM)」を採用しております。

 

このゴムの正式名称は、「フッ化ビニリデン系フッ素ゴム」といいます。

 

bk_feature02

▲BKジョイント ゴムシール材

よく比較されるゴム材に「シリコンゴム」がありますが、耐熱性・耐薬品性・耐油性ともに「フッ素ゴム(FKM)」の方が優れているといわれています。

 

また、「フッ素ゴム」は、その配合を変えることで、耐熱性や耐塩素性などをより高める研究も進んでおります。

 

ベンカンでは、ご要望の多かった蒸気還り管などの高温配管(130℃まで)に対応するために「特殊配合フッ素ゴム」を採用した「蒸気還り管用 BKジョイント」をご用意しております。

 

 

蒸気還管用 BKジョイント

 

ワンタッチ式継手の「EGジョイント」には、その接合構造に適した「EPDMゴム」を使用しています。

 

正式名称は、エチレン・プロピレン・ジエンゴムといいます。

 

EGジョイント(横長)

▲EGジョイント

エチレンとプロピレンの共重合によって出来るEPMゴムに第3成分としてジエン系モノマーを添加した三元共重合体がEPDMゴムです。

 

特性として、耐水性と耐薬品性、また耐オゾン性に優れた材料で、配管のシール材としては一般的な部類となり、水道周りのシール材に多用されています。

 

しかしながら、最近の水質の悪化により塩素量が増えたことや配管温度の高温化が進んだことが起因した「EPDMゴム」の劣化事例が報告されていました。

 

その後、対策として、耐熱性と耐塩素性に優れた材料が開発されており、「EGジョイント」でも、その高機能EPDM材料を採用しております。

 

 

近年では、ゴム材に限らず、様々な優れたシール材が開発されておりますので、ベンカンでは、現在に満足することなく、用途や環境に応じたシール材の改良を進めて参ります。

 

mitsuaki motoda


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