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コラム

研究開発

  • 2018.06.25
  • カテゴリ: 技術|Technology

|顧客満足

 

企業の目的は、「顧客の創造」であり、そのために「顧客満足」の獲得は重要となります。

製造業の立場での「顧客満足」とは、顧客にとって価値あるモノづくりになろうかと思います。

モノづくりとは、既存のモノを製造するだけのことだけではありません。

環境が変化する以上、モノも環境に対応して変化しない限り、何れ「顧客満足」は薄れ、需要が低下してしまいます。

如何にして、新しいモノ(価値)を創造するかが、「顧客満足」そして「顧客の創造」につながることとなります。

 

環境変化への対応力

 

企業にとって、新しいモノ(価値)を創造する取り組みが「研究開発」です。

日本企業の研究開発費の伸びは低調ながら、総務省によると、日本全体の研究開発費は1800億ドル(15年)に達し、米国の5千億ドル、中国の4100億ドルに次いで世界3位です。

また、国内総生産(GDP)に占める割合は3.6%であり、米国の2.8%や中国の2.1%を上回っており、日本の研究開発の規模の大きさは間違いありません。

しかしながら、懸念されるのが、「基礎研究」の伸び悩みとされています。

研究開発ですが、その捉え方にも依りますが、「開発研究」と「基礎研究」に分類できるかと思います。

 

 

|基礎研究

 

「基礎研究」とは、既存の事象を、より深堀りした研究をすることで、その価値を拡大させる取り組みです。

案件にも依りますが、基礎研究では、既存の事象を決して到達点とはしません。

統計学の「大数の法則」では、サンプル数を増やしていくと,サンプル平均は真の平均に確率収束するとされます。

つまり、基礎研究とは、何度も何度も同じ試験を繰り返すことで、その事象の、より正しい答えを導き出すことが目的となります。

 

マネジメント論「大数の法則」

 

 

|開発研究

 

開発研究を何もないところから新製品などを創造すると考えている人は少なくありません。

しかし、開発研究とは、基礎研究があって成り立つのです。

極論ですが、基礎研究なくして、開発研究は成立しないのです。

例えば、「アイデアのつくり方」の著者で有名なジェームス・W・ヤングは、「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ」だと定義づけております。

つまり、研究開発で言うところの「既存の要素」とは、「基礎研究」を意味します。

 

アイデアの創造

 

 

|研究開発の方向性

 

何事でも同様ですが、基礎があって応用が成り立ちます。

研究開発であれば、地道で定型的な基礎研究があって、創造性の高い開発研究が成り立ちます。

日本企業の基礎研究への伸び悩みは、即効性のある成果を求めようとする現れなのだと思います。

そこには、資金だけではなく、人材も含めた選択と集中があると考えます。

この状況下で如何にして、基礎研究を継続させることが出来るかは、将来の「顧客満足」を左右することにつながります。

そして、企業の目的である「顧客の創造」の実現に大きく影響することになろうかと思います。

ベンカンも、経営資源を如何に有効活用できるか短期だけではなく中長期に向けて考えて参ります。

 

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Takehiko Wagatsuma


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