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コラム

メカニカルジョイント

  • 2017.03.23
  • カテゴリ: 製品|Products

配管1|配管と管継手

 

液体や気体などの流体を管の中を通して送る設備がnew_window「配管」です。

また、その配管を接合して、直方向に延長したり、方向を変える(エルボ)、分岐させる(チーズ)、径を絞る(レジューサ)、止める(キャップ)などのための機材が「管継手」です。

「管継手」は従来、「溶接式」または「ねじ込み式」が一般的でした。

最も信頼度が高いとされる「溶接式」ですが、接合する上で高い溶接技術が求められ、その設備も大がかりでコスト髙になる傾向にあり、その用途は限られておりました。

また、「ねじ込み式」は、比較的、低コストで接合が可能ですが、その接合品質の均一性を保てないのが問題でした。

加えて、工事の大型化、工期の短縮、作業者の不足など、配管に限らず、建築工事全般を取り巻く制約も厳しくかつ多様化して来ました。

そこで、開発が進んだのが「メカニカルジョイント」です。

 

BKジョイント構造|メカニカルジョイント

 

「メカニカルジョイント(mechanical joint )」とは、「機械式」接合の「管継手」のことです。

特徴は、ゴムシール材等の密着によって接合部の止水を行う構造や専用工具等を使用して接合することで、接合品質の均一性が可能なところです。

また、「溶接式」や「ねじ込み式」の接合作業と比べ工期短縮と施工費の減額が可能となります。

しかしながら、メカニカルジョイントは、付属パーツが多いことからどうしても、管継手単体の価格が割高になる傾向にあります。

 

そこで、ベンカンが取り組んだのがnew_window「ステンレス配管」です。

new_window「ステンレス配管」は、「高い強度」、「高い耐久性」、「優れたクリーン性」、「リサイクル性」などの優れた「配管」です。

しかしながら、「炭素鋼配管(鉄管)」の溶接接合やねじ込み接合の難易度が高く、その施工品質を管理するのが容易ではありません。

それ故に、施工費が高くなるだけではなく、そもそもの材料費も割高でした。

結果的に「ステンレス配管」は、優れていることは認知されながらも、施工の難易度と高額の費用から、食品や医薬品などの工場、浄水場、研究所、官庁舎、ホテルなど、衛生性や重要度の高い限られた施設だけで採用されていました。

 

 

モルコ(横長)

▲モルコジョイント

|モルコジョイントの開発

 

ベンカンでは、この「ステンレス配管」に対応する「メカニカルジョイント」を開発することで、住宅やビルなどの一般配管分野にも用途を拡大できると考えました。

その結果、1975年にヨーロッパからの技術導入により開発されたnew_window「モルコジョイント」が発売されました。

 

 

new_window「SUパイプ(一般配管用ステンレス鋼鋼管 JIS G 3448)」は、ステンレス鋼の特性である高い強度を活かし、従来の「配管用ステンレス鋼鋼管 JIS G 3459」の管厚を50%~40%程度の薄肉にすることで、重量も60%~70%の軽量化を実現させました。(添付表参照)

この軽量化により、材料費の削減と作業性の向上を実現させました。

メカニカルジョイントであるnew_window「モルコジョイント」は、ゴムシール材が内臓された管継手の本体に、new_window「SUパイプ」を挿入した後に「専用締付工具」で所定箇所をプレス(密着)することによって接合部の止水を行う構造です。

「専用締付工具」を使用して接合することで、接合品質の均一性と「溶接式」や「ねじ込み式」と比べ大幅な接合時間の短縮が実現できます。(new_windowVA提案:配管の接合時間比較

 

パイプ厚・重量

 

 

|サステナブル社会構築への貢献

 

現在、社会的な課題の一つとされているのが、「サステナブル(sustainable)社会」の構築です。

持続性のある社会づくりとなりますが、建築分野においても「サステナブル建築」として重要視され取り組まれております。

ベンカンと致しましては、「ステンレス配管」が正に、new_window「サステナブル配管」であると捉えており、new_window「SUSTAINABLE LIFELINE®を掲げてnew_window「ステンレス配管のベンカン®として、そのメカニカルジョイント事業に特化しております。

 

メカニカルジョイント

 

現在は、大型物件向けに施工管理機能を強化したnew_window「BKジョイント」new_window「ダブルプレス」、専用工具を使用せずにワンタッチ接合が可能な「EGジョイント」などを開発し、ラインナップを拡大させ、戸建住宅、集合住宅などの住まいやホテル、商業、インテリジェントビル、病院、プラントなどの多様化する各施設の各種配管に対して様々なご提案をさせていただいております。

また、「ステンレス配管」をご提案させていただく中で、お客様の声に耳を傾けることで、建築用銅配管対応のnew_window「CUプレス」や架橋ポリエチレン・ポリブテン配管対応のnew_window「JPジョイント」あるいは、既設の銅配管からステンレス配管に変換させるnew_window「CS変換ソケット」などの「メカニカルジョイント」も開発しております。

 

これからも、ベンカンは、サステナブル社会構築に貢献するため、現在だけでなく未来を考えた 配管の開発と供給を通して信頼ある ライフラインの構築をご提案します。

 

 

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takehiko wagatsuma


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