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コラム

シリコンスプレー

  • 2018.05.25
  • カテゴリ: 施工|Construction製品|Products

|アフター管理

 

TQM(総合品質マネジメント)とは、従来の「品質管理」ばかりではなく、企画・開発・設計段階などの「源流管理」、顧客の手に渡ってからの「アフター管理」まで総合的にマネジメントする考え方です。

 

配管部材製品の特徴としては、製品が顧客の手に渡ってから、施工が伴うことです。

ここで施工要項を誤ると、製品の性能を発揮させることが出来ない可能性が出てしまいます。

 

 

 

例えば、専用工具を必要とせずに配管接合が可能な「EGジョイント」があります。

その際、パイプに必ず「シリコンスプレー」を塗布してから、継手に差し込むことを施工手順として定めています。

 

パイプにシリコンスプレーを塗布していただく理由は、次の2点があります。

①パイプ差し込み時にゴムリングを傷付けないため

②パイプを差し込みし易くするため

「EGジョイント」の性能を発揮させるために、アフター管理として、必ず指定の「シリコンスプレー(製品名:なめらかスプレー 日本ヴィクトリック株式会社 製)」を使用した施工をお願いしています。

 

TQM(総合品質マネジメント)

 

 

|市販シリコンスプレーの使用禁止

 

 

シリコンスプレーは、ホームセンターなどで手軽に入手できますが、それぞれ用途に合わせて様々な製品が製造されています。

例えば、市販シリコンスプレーに表示されている用途は、次の様なものがあります。

 

①潤滑用 ②艶出し用 ③防水・撥水用 ④保護用 ⑤離型用

 

また、シリコン以外にも様々な添加剤が記載されています。

①フッ素系ウレタン樹脂 ②アクリル樹脂 ③アセトン ④エチルアルコール ⑤イソプロピルアルコール

 

しかし、「EGジョイント」のゴムリングに、この様な石油系溶剤が付着すると、膨潤し軟化してしまい、シール性を失うことで漏水事故に至ってしまう場合があります。

そして何よりも、「EGジョイント」は給水、給湯など飲料水が流れる配管に使用されることから、石油系溶剤が含まれる市販製品を誤って使用されることで、住居者の安全が脅かされたり、思わぬ2次被害をもたらす可能性があります。

 

本件からも、ベンカンでは、「EGジョイント」の施工の際に使用するシリコンスプレーは、安全性が確認された指定の「なめらかスプレー」を使用する様に指導させていただいております。

 

 

|シリコン(Silicon)とシリコーン(Silicone)

 

シリコンとシリコーンは、同じものと思われていますが、明確に区分することができます。

 

シリコンは、ケイ素(Si)のことで、理科や化学の教科書に掲載されている周期表の14番目の元素です。

ケイ素は、地球上で酸素の次に多い元素で、自然環境では、酸素と結合し二酸化ケイ素として安定した状態で存在しています。

水晶、花こう岩の石英がケイ素と聞くとレアなイメージですが、身近にある砂の主成分がケイ素と説明されれば、酸素の次に多い元素であることに納得できます。

 

 

一方、シリコーンは、様々な化学反応で製造された無機と有機の性質を持った合成樹脂のことで、自然界には存在していません。

用途としては、医療品、化粧品、調理器具、電子部品、文房具、繊維、ゴム製品、建材など多種多様で、日常生活で欠かせない製品として使用されています。

食品の分野では、豆腐の製造工程で泡立ちを抑えるための消泡剤としても使用されています。

 

「EGジョイント」で使用指定している「なめらかスプレー」も、厳密に言えばシリコーンスプレーが正しい名称と言えます。

ただし、市販製品ではシリコン製と呼ぶ方が通りが良いのか、多くの製品でシリコン製〇〇として販売されています。

 

 

シリコンとシリコーンの違いについて話が及びましたが、「なめらかスプレー」は安心してご使用いただける潤滑剤であることを、知っていただけたのではないでしょうか。

これからも安心して使用していただける製品を、販売させていただきます。

 

 

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Manabu Yanagi


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