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コラム

熱中症対策

  • 2017.07.18

MJ工場外観ここ数年、夏場になると猛暑日になった地点として、「埼玉県熊谷市」や「群馬県館林市・伊勢崎市」という地名をテレビ等で見聞きする方も多いと思います。

株式会社ベンカンの本社ならびに国内製造拠点であるMJ工場は、この各地車で30分前後と近い群馬県太田市にあります。

故にその夏の暑さは尋常ではありません。

 

特に、MJ工場では、その厳しい暑さのピークを控え、「熱中症予防」対策に取り組んでいます。

 

熱中症とは、『高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称』と定義されています。

症状は色々ですが、めまいや吐き気、筋肉のけいれん等があり、最悪の場合は死亡するケースもある非常に怖い身体の障害です。

 

ブック1熱中症=暑いからというイメージがありますが、気温だけでなく、湿度も大きく関わっています。

暑いと汗をかき、その気化熱で体温を下げるという人間の基本機能は、皆さんご承知のことと思います。

しかしながら、気温がそれほど高くないと汗をかく機能があまり働かず、更に湿度が高いと、かいた汗も気化しにくく、結果、体温が下がりにくくなってしまいます。

気温だけでなく、湿度にも十分注意が必要です。

 

 

WBGT値は「暑さ指数」とも呼ばれており、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。

 

単位は気温と同じ摂氏度(℃)で表されますが、気温の他に「湿度」「日射・輻射などの熱環境」の要素が加えられ、『0.7 × 湿球温度 + 0.3 × 黒球温度』(屋内の場合)で計算されます。

 

黒球温度は専用の温度計で計測しなくてはならず、MJ工場に設置されている訳ではないので、WBGT値を予測するwebサイトを利用しています。

 

給水このwebサイトを利用すると、近隣の市町村を選択でき、今日のWBGT値が3時間毎に表示されます。

この情報を毎朝取り込み、社内のイントラに載せたり、朝会で注意喚起を行ったりしています。

 

一方、注意喚起だけでは防げないこともあるため衛生委員会が主導の下、熱中症対策の推進を実施しております。

 

・塩分・水分補給のための「塩あめ」や「スポーツドリンク」などを各職場に常備

・従業員全員が通る場所に、「今日の気温・湿度・熱中症危険度」が解るボードを設置

・スポットクーラーの設置・活用

・事情によりスポットクーラーが使えない工程では、ジェットファン(※)の設置・活用

等を行っています。

IMG_1757

※ジェットファンとは、工業用の巨大扇風機(左画像)です。

 

風は水分の気化を助長するため、同じ気温・湿度の元でも、風があると体温を下げ、熱中症にかかりにくくする効果があります。

 

そして何よりも、従業員1人1人の健康管理が大事です。

規則正しい食事や十分な睡眠は、熱中症に対する抵抗力を生み出します。

 

また、7月は熱中症・食中毒予防月間として衛生委員会も呼びかけも強めて、社内発信に努めております。

体調が少しでもおかしいと思ったら、無理をしない・させないを徹底し、休憩を取るように促しています。

個人単位での作業も多くありますが、従業員同士が声を掛け合う(他の人の体調を気づかう、異変に気付く)ことは非常に大切です。

 

昨年の夏は、就業時間中に熱中症により体調を崩してしまう人を何名か発生させてしまいました。

幸い大事には至りませんでしたが、今年は、会社、衛生委員会、従業員が一丸となり、熱中症発症者ゼロを目指し取り組んで参ります。

 

 

中島

 

中島 一秀 (Kazuhide Nakajima) 統括部 管理課 課長

 


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