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コラム

ピグマリオン効果

  • 2018.05.14

|セルフ・ハンディキャッピング

 

新しいことや何かにチャレンジしようとする際に、あえて「自分の不利な状態」などを失敗した際の言い訳として開示することでダメージを減らし、成功したときの評価を高くしようとする言動や行為を「セルフ・ハンディキャッピング」と言います。

認知心理学で言うところの「自己奉仕バイアス」の一つです。

 

例えば、営業スタッフが売上の見通しを報告する場合に、低めに出す傾向があります。

これも、「達成しなかった場合の言い訳」を事前に用意することで、プレッシャーを軽減させようとする「セルフ・ハンデキャッピング」です。

 

しかし、この様な「セルフハンディキャッピング」をし続けると、無意識のうちに高い目標を達成することから手を抜いてしまうとも言われています。

また、「プレッシャーになるから、自分にそれほど期待しないでくれ」と宣言している様な行為でもありますので、自ずと周囲からの期待感は薄れてしまいます。

 

翻せば、高い目標の達成を目指すのであれば、その「あるべき姿をイメージする」ことが大切です。

そして、あるべき姿を実現させることを疑ってはなりません。

「絶対に実現できると宣言する」ことが大切であると思います。

 

もちろん、容易に実現できることではないことも受け入れて「失敗を恐れない」でチャレンジし続ける必要があります。

そして、結果に対して「言い訳をしない」ことです。

 

セルフハンディキャッピング

 

 

|ピグマリオン効果

 

人は、「セルフハンディキャップ」によって、自身のプレッシャーを緩和できる代わりに、周囲からの期待は薄くなってしまいます。

そして、周囲から期待されないと成果を落としてしまう傾向が強くなると言われています。(ゴーレム効果)

 

対して、周囲から期待されれば期待されるほど成果を出す傾向が強くなることを「ピグマリオン効果」と言います。

 

目標を達成できない人の問題は、最初から達成する意識が低いことも大きな原因といわれています。

 

例えば、100点満点のテストで、100点を取る可能性と100点を取れない可能性ではどちらが高いのかです。

断定できる訳がありません。

まず、テストの難易度、そして、当事者がどのような学力にあって、どの程度の勉強をしたのかで違ってくるはずです。

 

仮に 80点を取るための勉強をしたとします。

この場合の100点を取る可能性と100点を取れない可能性ではどちらが高いのかです。

おそらく、100点は取れないと思います。

もし、取ることが出来たとしたら、ヤマ掛けが当たったと言うことでしょうか・・・

 

それでは、100点満点を取るための勉強をしたとしたらどうなるのかです。

80点を取るための勉強をしたときと比較したら、100点満点を取る確率は高まるはずです。

しかし、それでも絶対ではないはずです。

では、絶対に100点満点を取るためにはどうしたら良いのかです。

 

 

|ストレッチゴール

 

GE(米ゼネラル・エレクトリック)の元会長であるジャック・ウェルチ氏が「ストレッチゴール」と呼んだ発想があります。

 

『取り組んだことが全て成功するとは限らないのだから、より高い自己目標を設定して取り組むことで、所期目標を絶対に達成しようとする』

 

つまり、絶対に100点満点を取りたいのであれば、満点に惑わされて、100点を取る勉強しかしないのではなく、120点、150点、200点を取るような勉強をしなければならないと言うことです。

 

これは、製造業の現場で用いられる「バッファ(buffer)」であったり、ベンカンの営業が取り入れている「予材管理」、あるいは統計学の「大数の法則」に通じる考え方になろうかと思います。

 

もちろん、目標だけ無責任に高く設定して達成するための具体策も講じないのでは、意味がありません。

高い目標あるいは難易度の高い目標を掲げて、それを達成するために、創意工夫した計画を立案して行動することが大切です。

勿論、容易なことではありませんので、マネジメント手法である「PDCAサイクル」を高速で回すことも大切になってくると思います。

人は、常に、より高い目標を意識して、それを達成するための行動を徹底することで、成長するのかと思います。

 

「ビッグマウス」は、その発言の仕方によっては、印象の良いものではありません。

しかし、「セルフハンディキャップ」で逃げようとするのではなく、真摯に自分の高い目標を宣言することは非常に大切です。

また、人材の成長を願うのであれば、期待感を持って高いレベルの目標を与えることも大切です。

 

 

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  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook 取締役 最高執行責任者(COO) 兼 執行本部 本部長

 

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