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コラム

古(いにしえ)を稽(考)る

  • 2017.03.14

スポーツなどで、試合に向けて取組むことを練習と言います。

 

しかし、剣道、柔道、弓道、華道、茶道などの武道や芸事では、稽古と言ったりします。

 

 

上達する上での意識の過程を現した言葉に「守破離」があります。

 

守とは「基本形」、破とは基本の「応用形」、離とは「独自形」です。

 

 

稽古とは、〝古(いにしえ)を稽(考)える〟ことです。

 

 

「古」とは過去のことであり、守破離で言うところの「守」に当たるところです。

 

例えば、自分自身の過去の体験も「古」です。また、自分よりも経験の長い優れた方々の教えも「古」です。

 

 

剣道稽古とは、「過去の自分」と「現在の自分」を振り返る場であり、「将来なりたい自分」と「現在の自分」で不足しているのは何かを確認する場です。

 

そして、「現在の自分」で不足している部分を補うために学ぶ場です。

 

そのために指導を受ける場合もあるでしょうし、見取稽古と言って、見て学ぶ(盗む)こともあります。

 

 

もう一つが過去の自分を第三者的視点(ディソシエイト)で評価・検証することです。

 

その上で、守の部分を徹底して行動することが出来ているのか・・・

 

そして、それを前提に、課題を意識して、応用しようと創意工夫しようとしているのか・・・

 

ここを意識し、稽(考)えて、行動するのが稽古なのです。

 

 

弓道決して、何も考えないで、一生懸命やっても稽古とは呼べません。

 

稽古は、人を成長させます。

 

1万時間の法則の「デリバレイト・プラクティス(Deliberate Practice)」にも通じますが、それは「考えて行動する場」だからなのだと思います。

 

 

また、悩んでばかりで行動できない人がいます。

 

もちろん、無謀な行動による失敗は避けなければなりません。

 

しかし、完璧を求めるあまりに、なかなか行動に移せない、リーンスタートアップできないようでは成長どころか退化しかねません。

 

 

柔道また、多少の失敗は、糧となります。

 

そして、その失敗を恐れずに取り組める場が稽古でもあります。

 

失敗を恐れずに行動する経験を増やすことで、「考える=悩み」は、本当の意味の「考える=創意工夫」に変わるはずです。

 

悩むのであればこそ行動して、稽(考)える思考に切り替えることが大切になるのだと思います。

 

 

 

 

t-wagatsuma

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook 取締役 執行本部 本部長 兼 最高執行責任者(COO)

 

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