MENU

  • Facebook
  • Twitter
Select Language

WEB登録

コラム

マネジメント「パラダイムチェンジ」

  • 2012.12.24

|マネジメント

 

組織とは、共通する目的を達成するために情報を共有して貢献し合う個の集まりです。

 

故に、その組織の成員である個々は例外なく、共通目的を達成するために行動しなければなりません。

ところが、その個々のスキルや意識などにバラつきがあるのも事実です。

そのため組織が、その共通目的を達成させるため必要な指針が、ミッションであり、達成させるための機能がマネジメントです。

 

そもそも人は、何らかの欲求を満たすことために行動します。

しかし、その行動を現状を現状のまま維持したいと思う無意識の欲求である現状維持バイアスが妨げます。

 

マネジメントでは、組織や個人に根ずく、この現状維持バイアスを外させ、目的を達成するための行動に結び付けさせることが重要になってくると考えます。

 

【移設】経営「マネジメント」

 

 

|サンタクロースのミッション

 

img_8879

クリスマスが近づくと必ず思い出すのが、「サンタクロースのミッション」のお話です。

この話は、もう、ずいぶんと前になりますが、あるセミナーに参加した時に教えていただきました。

 

そもそも、サンタクロースのミッションとは何なのかです。

 

それを、「クリスマスに、子供たちへプレゼントを届けること」としたらどうかです。

そうなると、当事者であるサンタクロースは、このミッションをどう受け取るのかです。

 

「仕事だからプレゼントを届けるけど、ホントは寒いし、夜中だし、忙しくって、心身ともに疲弊して、やってられない。」

と受け取ってしまうかもしれません。

 

しかし、サンタクロースの仕事とは、そのような内向きな利己的な考え方、つまりは、プロダクトアウトの発想で成り立たせて良いのもなのかです。

顧客である子供たちは、こんな考えのサンタクロースから事務的にプレゼントをもらって、嬉しいのかです。

この様な、やらされ仕事で、サンタクロースのミッションを果たしたと言えるのかです。

 

サンタクロースたちが果たすべきミッションとは一体、なんでしょうか。

 

 

|パラダイムチェンジ

 

プレゼントマネジメントによって果たすべき企業のミッションは、「顧客の創造」であるといわれています。

 

対して、内向きで利己的なプロダクトアウトの発想で、「顧客の創造」は達成できるのかです。

 

少なくとも、「クリスマスに、子供たちへプレゼントを届けること」とやらされ仕事で届いたプレゼントに子供たちは、心から喜んでくれないと思います。

 

パラダイムチェンジあるいは、パラダイムシフトという概念があります。

パラダイムとは、モノ事の考え方のことです。

つまり、モノ事の考え方を良い方向に切り替えることと捉えて良いかと思います。

 

その概念から、プロダクトアウトの発想のミッションをパラダイムチェンジしてみます。

 

「クリスマスに、子供たちへプレゼントを届けること」

           ↓

  「クリスマスに、子供たちへ愛を届けること」

 

揚げ足をとる人は、単なる言葉遊びと指摘するかもしれません。

しかし、切り口を変えただけで、やらされ仕事が使命感のある仕事に変わります。

 

サンタクロースのミッションは、「プレゼントを届ける」ことではなく、「愛を届ける」こと。

この切り口を変えたパラダイムの違いで、「働く人の意識」と「顧客に届く価値感」は180度、違って来ます。

 

ベンカンを含めた企業の目的は、「顧客の創造」といわれています。

そして、それを実現させるためのベンカンのミッションは、「現在だけでなく未来を考えた 配管の開発と供給を通して信頼ある ライフラインの構築をご提案する」ことです。

 

サンタクロースのミッションの如く、顧客の皆様に価値観(=ベネフィット)をお届けできるように取り組んで参ります。

 

経営「企業理念」

 

 

21317420_889474737895519_2745838474918736262_n

 

  我妻 武彦(Takehiko Wagatsuma) ico_sns_facebook  代表取締役社長

 

皆様の声


最新の記事一覧

サイト内検索

月別アーカイブ

タグ

PAGETOP

Contact

ステンレス配管に関するご質問・ご相談・ご要望などがありましたらお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ