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コラム

組織「5S活動」

  • 2016.08.09

|組織

 

人は、社会やコミュニティ、または個人の特定ニーズを満たす上で、一人で成し遂げることができることには限界があるために、何らかの組織を形成します。

 

そして、それぞれの組織は、それぞれ特有の目的を果たすために、社会の中で様々な活動を繰り広げます。

翻せば、その組織の中に、その組織の目的を果たす上で障害になるような存在、あるいは、その存在を容認してしまう組織は、いずれ組織として機能しなくなってしまうといえます。

 

組織が、その目的を果たすための三要素とされているのが、参画する個々が、①目的を共有していること(組織目的)、その②目的達成に貢献する意欲を持っていること(貢献意欲)、そのために常に適正な③コミュニケーションが取れていること(情報共有)です。

また、目的を果たすために活動する中で、暗黙的に派生する共有の価値観が組織文化です。

 

マネジメント「組織のあり方」

 

 

|5S活動

 

ベンカンでは、「5S活動」を組織文化として定着させようと取り組んでいます。

「5S活動」とは、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾(しつけ)」の5つのワードの頭文字Sからなるものです。

その概念は、「職場に必要なモノしかなく、いつでも決まった場所に決まったモノがあり、清掃が行き届いていれば働きやすい」であり、子供のころから教えられてきた「あたりまえ」の実践ともいえます。

 

■整理

必要なモノと不必要なモノを分類して、不必要なモノを捨てること、または片付けることです。

職場にあるには必要なモノだけとなり、妨げる邪魔なモノがなくなり転倒などの事故防止が望めます。

■整頓

必要なモノを規則正しく配置し、誰でも分かるように明示することです。

どこに何があるかが一目瞭然となり、作業の効率化が望めます。

■清掃

掃除をして、ゴミ、汚れのないキレイな状態にすることです。

綺麗な職場は社員や訪れたお客さまにとっても気分が良いはずです。

■清潔

掃除をして、ゴミ、汚れのないキレイな状態にすることです。
整理、整頓、清掃した時だけの一時的なものではなく、常に、その状態を保つことが大切です。

これによって、業務の効率化、事故の防止、職場環境の改善、意識徹底などの役立つことになります。

■躾(しつけ)

決めたことを徹底して継続できる習慣づけのことです。

つまり、整理、整頓、清掃、清潔までを、全ての社員があたりまえに行う仕組み作りや教育です。

これが徹底できたら、5Sは、組織文化として定着するはずです。

 

マネジメント「習慣化」

 

|組織力の強化

 

組織とは、特定の共通目的を果たすために複数の人たちが貢献し合う集まりです。

しかしながら、現実は、目的を果たすために決めたことを意識して、徹底して継続することは容易ではありません。

そこで大切いなるのが、やるべきことをやる、あるいは、やってならないことはやらないことを習慣化することです。

習慣化することで、意識せずとも自然と継続することが出来るようになります。

これは、組織力の強化にもつながると考えています。

 

その意味でも、5S活動を推進する上でのスローガン「ハタラキヤスク」を掲げています。

これは、「ハ」=早く(納期・期限)、「タ」=正しく(品質)、「ラキ」=楽に(生産性)、「ヤスク」=安く(コスト)の語呂合わせになっています。

 

5S活動が定着している職場には特徴があるのだといいます。

① モノの状態、計画や進捗が誰でも一目で分かる。
② 職場の清掃が行き届き清潔感がある。
③ 従業員が5Sを守れる仕組みがある。
④ 従業員に活気があり、明るい。
⑤ 5Sの定義を全従業員が説明できる。
⑥ 定期的に5S活動のイベントを行なっている。

 

以上のことからも5S活動を組織文化とできることで、間違いなく組織力が強化されますので、今後も「ハタラキヤスク」できるように努めて参ります。

 

 

 

 

 

マネジメント「PDCAサイクル」

 

写真・園部

 

園部 純一 (Sonobe Jynichi) 製造部 MJ工場 製造課 溶接班 班長

 

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