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コラム

オープンイノベーション研修

  • 2018.06.28

|経営資源

 

企業が成長するために欠かせない根源とも言えるのが経営資源です。

「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」と表現される経営資源ですが、その先頭である「ヒト」こそが、経営資源中の経営資源と言えると考えます。

 

ヒトとは、企業の組織を構成する人材を意味します。

 

近年、人材不足が懸念される日本企業にとって、「ヒト」の確保は大きな課題となっています。

特に、「定型的な仕事(マックジョブ)」は、CI化、Iot化で対応が可能かもしれませんが、重要性が増している「創造性の高い仕事(クリエイティブジョブ)」は、ヒトが担うしかありません。

 

今後も、「ヒト」の確保と育成は、企業において重要な取り組みとなります。

経営資源

 

|オープンイノベーション

 

2000年代の始め頃にアメリカで提唱され始めたのが「オープン・イノベーション」です。

 

「オープンイノベーション」とは、組織内部のイノベーションを促進するために、意図的かつ積極的に内部と外部の技術やアイデアなどの資源の流出入を活用し、その結果組織内で創出したイノベーションを組織外に展開する市場機会を増やすことである。

(Henry W. Chesbrough, 著書『Open Innovation』(2003年)

 

一般的には、自社以外の外部機関と共同研究することで新しい価値を創り出す取り組みだと捉えて良いかと思います。

しかしながら、人材価値の育成を目指したオープンイノベーションもあります。

 

ベンカンでは、ベンチマークに値する企業とのオープンイノベーション研修を企画して実施しております。

オープンイノベーション

 

|他社との合同研修

 

先般、塑性加工技術の精密絞りプレス加工が強みである「株式会社 野口製作所」殿とのオープンイノベーション研修を実施させていただきました。

 

< 株式会社 野口製作所 http://www.noguchi-ss.co.jp/  群馬県富岡市下丹生1494-3 TEL:0274-63-7131 >

 

以前に互いの経営層が互いの工場を見学し合ったことで価値を確認し、更なる価値の拡大を求めて今回の企画となりました。

 

今回の研修の対象者は、双方、今後の製造部門を担う若手のホープ(30歳前後)としました。

また、その場限りではなく、研修終了後に実務に活かせる価値を得ることを課題として参加者自身が能動的に考え、行動できるような取り組みにしました。

 

1.ベンカン MJ工場の見学

各メンバーが自身の持ち場工程のノウハウやポイント、強みや特長などをそれぞれ説明をしました

 

2.野口製作所殿 本社工場の見学

各メンバーが自身の持ち場工程のノウハウやポイント、強みや特長などをそれぞれ説明をしました

 

3.ディスカッション

「お互いの良いところをどうやったら自社に取り組めるか」をテーマにそれぞれの会社でグループディスカッションをしました。

①テーマ(取り入れるべきこと)の選択、決定

②自社で取り入れることができれば、どのような効果があるのか?

現状での自社の状況はどのようになっているのか?

③テーマを取り入れるためには、問題点はなにがあるのか?テーマが取り組めていない理由はなにか?

④取り入れるためには、いつまでに、なにをすればよいのか(改善点はなにか)?

 

4.発表・懇親会

ディスカッションをした内容を、テーマ、現状、問題点、改善点の流れにて、野口製作所 代表取締役の野口大輔様とベンカンの取締役最高執行責任者(COO)である我妻武彦に対して代表者が発表しました。

その場で評価していただくことで、次の改善に結び付けていくことができるのではないかと考えております。

それまでには、気づかない、気にしていなかった部分が、他社が取り込んでいるということで、新たに気付けた点が多々あります。

 

自社だけの教育では、「ベンカンのやり方があたりまえ」になってしまい、どうしても現状維持バイアスがかかってしまう可能性があります。

それを今回、他社との合同研修により、それぞれの取り組みを確認し合うことで、現状維持バイアスを打破するキッカケに出来たののではないかと思います。

 

 

|今後の取り組み

 

今回の野口製作所様との合同研修は、ベンカンのMJ工場にとって実に有意義な体験になりました。

自社とは異なる「ものづくり」を通じて、参加したみんなが色んな視点で違いを考えてくれました。

自分自身もつくづく感じることですが、変化なき日常のマンネリの中では、進歩はなかなか望めません。

他社様を知り自分たちと対比することで、劣っている点、優れている点が見え、新しい創造に繋がっていくと思います。

また、今回の研修の場だけで終わりではなく、その改善策を各職場に落とし込んで取り組むことが非常に大切だと捉えております。

今回、主旨にご賛同いただいた野口製作所の皆様には、あらためて、ここで感謝申し上げます。

 

MJ工場と致しましては、今後も積極的に外に目を向け触れることで、感性に磨きをかけ、より良い工場にしていきたいと思います。

今後とも社内での研修だけではなく、他社の方々と一緒に同じ内容にて研修を実施することで、有意義な機会を増やしていければと考えております。

 

塚田

 

塚田 和之 (Kazuyuki Tsukada) MJ工場 工場長

 


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